31話
遅くなりましたが本日分です。
31話
トゥルルルルトゥルルルル
ん?だれだまだ朝の7時すぎだぞ
あぁ、拓海か
「はい、もしもし」
「おう、薫おはよ!オレだけどよ」
「なんだ、朝早く電話なんて」
「なんか公式見てたら週末から一週間ほどイベント開催らしいぞ」
「また、急だな・・・」
「それでだな内容だけど、ダンジョンアタックらしいぞ。」
「ダンジョンねぇ」
「どうもイベント後に各地でダンジョンが発見できるようになるらしいからそれのテスト運用だろうなぁ」
「あぁ、そういう系か」
「まぁ、いまから楽しみだな」
「あぁ、でもダンジョンかぁ。罠とかあってもどうしようも出来ないし漢解除か?」
「そうか、お前達二人だしいろいろダンジョン探索だと厳しいところあるのか」
「まぁ、様子見でいいかな」
「まぁ、楽しみかたはそれぞれだからな」
「だな。」
「よし、用事それだけだし切るわ、朝早く悪かったな!また」
「いや、いいよ!またな」
ふぅ、ダンジョンねぇ
飯くってログインするかなぁ
□ □ □ □
んー、あぁそういえば久々にフェースの宿屋でログアウトしたんだったな。
下いってミト待つかな 。
下にいくとミトがすでにいて待っていてくれた。
「わるい、まったか?」
「そんなに待ってないけど少し遅かったね」
カイから電話があり聞いた話の説明をした。
「ということなんだ。」
「ふーん、ダンジョンかぁ。罠とかクーペちゃんが解除出来るか」
「そうなのか?」
「うん、戦わないで護衛だけしてもらうの悪いからって一応罠探知とか解除取ってるみたいだよ」
「まぁ、今クーペ忙しいだろうしどうだろうな」
「こんど聞いてみるね!」
「あぁ、頼むな。」
「それより、探索いかない?」
「あぁ、そうだな!」
□ □ □ □
原住民の町へ戻ってきて今日は途中になった探索の続きからやろうと思う。
具体的にどこかというと北東から東にかけてだ。
「さて、行くか!」
「うん!」
北東に進んでいくと特に何もなくそのまま東へと向かっていった。
しばらく歩いていると洞窟のような物をみつけた。
「あの洞窟?ちょっと気になるな」
「だね、もしかしてダンジョンだったり?」
「まだ、未実装だしないだろ」
「だよねー」
「よし、なか入ってみるか」
「んー、暗いね。光届く所までいったら一回戻ってランプとか買ってこようよ」
「そうだな。ん!!」
「なんか明るくなったね。暗くて見えなかったけど大きな扉とその横に何か書いてあるよ!」
「なになに」
この扉を潜る者よ、試練を越えねば出るも進むも叶わず。
全てを越えし者には栄光が与えられるだろう。
「んー、ダンジョンのボス部屋連続系とか?」
「まっさかー」
「いってみるか?」
「だね。」
「開くぞ」
「いつでもいいよ!」
扉を開けて中へとはいると、第1フィールドボスがいたので苦労せずたおした。
「んー、呆気なかったけどもしかしてこのままフィールドボスラッシュか?」
その予想はあたり3部屋目まで予想通りでクリアしたのだが4部屋目は開かず、横にそなたらにはまだこの部屋は早い出直すがよい。
「んー先にフィールドボス倒さないとだめなのかな?」
「そうっぽいな」
「一旦もどる?」
「そうだな。戻ってボス討伐でもいくか?」
「うん!」
一旦戻ってリアルでの休憩を挟み再度ログインして南へと進んだ。
「さて、ミトフィールドボスまで来た訳だけどボスはなんだろうな。」
「んー、食虫植物とか?」
「あぁ、あり得そうだな」
「バフは大丈夫だし行く?」
「いこう!」
ミトの予想が当たり食虫植物、ウツボカズラのような見た目のボスが表れた。
「さて、影分身!自動追撃!火や」
『Kishaaaaaaaa』
「なんだ!」
「あれみて!」
「モンスター誘引か!」
「また、数が多いね」
「やることは同じだけどな!火矢雨!」
いま射れる最高本数を放ちモンスターを殲滅していく。
「どんどんくるよ!」
「火矢雨!火矢雨!く!」
「周りとボス交互に攻撃当てることできない?」
「やってみる!火矢雨!収束!火矢雨!」
ズッドドオオオオン
「鳴き声がやんで止まってる!今のうちに倒しましょ!」
「あぁ!火矢雨!収束!火矢雨!」
ズッドドオオオオン
「最後だーーー!収束火矢雨ーーー!」
ズッドドオオオオン
【ジャングルのボスウツボーカッズーラを倒しました。】
【レベルがあがりました。】
「ふう、おつかれ!流石にここまで来ると辛くなってくるな」
「だね、手数が足りない感じ」
「んー、何とかしたいけどなー」
「まぁ、考えてもどうしようもないし次の町いこうよ!」
「だな」
ボスフィールドからでると、すぐに町の門が見えたのだが、その先は見渡す限り川!でっかい川!
【精霊が誕生します。】
「「!!」」
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