25話
5月21日後半部分長老との掛け合いを追加しました。
25話
「さて、木材集めの為に戻ってきたけどどの木なら切っていいのかわからないし一度ギルドへ行かないか?」
「そうね。」
という事でギルドへとやってきた。
「すみません。うかがいたいこと有るのですが・・・」
「はい、なんでしょうか。」
「木材を調達したいのですが、どの木なら伐採してもいいのか知りたくて」
「それではこちらの依頼を受けられて森林組合にいかれたらいいかと、こちらの依頼は報酬を木材か金銭かを選ぶことができるのでちょうどよいかと。」
「はい、ありがとうございます。それではその依頼受けるのでお願いします!」
「それでは、こちらを持って森林組合へ行って指示を受けてください。」
「わかりました。」
「それじゃぁ、いこっか!」
□△□△
ということで、森林組合までやってきた。
「こんにちは!」
「はい、こんにちは。」
「ギルドで依頼を受けてきたのですが・・・」
「あぁ、あの依頼を受けてくださったのですね。」
「それで何をしたらよいのですか?」
「簡単にいうと現場で切り倒された材木を裏の倉庫まで運搬してもらいたいのです。冒険者の方などはアイテムボックスを使える方かたまにおられますのでそれでお願いしようかと思って依頼を出しております。」
「そうなのですね。そしたら、どこへ向かえば?」
アイテムボックスじゃなくてインベントリだけどまぁ細かいことはいいか。
「暫くお待ち下さい、案内のものを呼びますので」
ということで、受付の人が奥へと行って暫くするといかにも樵ですといったガタイのいい40代位のおじさんがでてきた。
「おう、お前たちが依頼を受けてくれた冒険者だな!オレは、マークだ!よろしくな」
「オレはヤサメ、こっちがミトです。よろしくお願いします!」
「よろしくお願いします。」
「そしたら、着いてきてくれ!」
「「はい!」」
マークさんに着いていくと伐採された木がたくさん置いてあるエリアへとやってきた。
「お前たちにはこの木全て運んでもらいたいのだがいけそうか?」
「見たところ100本位ですか?」
「そうだな。」
「それならいけると思います!」
「そうか!なら頼む!」
ということで、インベントリに入れて森林組合に戻ろうとすると、
「おいおいどこ行くんだ?あと、8箇所あるからな!」
「え!?」
ということで、全て回って回収してきたのであとは報酬の木材貰えばおしまいだ。
「お二人ともお疲れ様です。」
「よし、二人とも裏の倉庫に入れたら木材をわけてやろう!9箇所回ったから9本やろうではないか!」
「え、いいんですか!?」
「おう、なにせお前たちは9回分の依頼を達成してるからな!」
「道理で多いとおもいましたよ!」
「ガッハッハッハッ」
ということで、9本貰ったのでクーペの所に戻ることにした。
□△□△
チリンチリン
「クーペちゃん木材貰ってきたからね!」
「はやかったね!(^-^)」
「木材渡すからな。」
ということで、クーペに木材を渡した。
「そしたら、出来たら連絡するけどすぐには出来ないから気ままにまっててね!Ψ( ̄∇ ̄)Ψ」
「慌てなくて良いからたのんだ!」
「お願いね!」
□△□△
「この後は、ボスにでも挑みにいくか?」
「レベルもだいぶ上がったしいいかもね!」
ボス挑戦が決まったのでボスがいるであろう南へと進んで行くと森の雰囲気がジャングルの様になっているエリアを見つけた!
「ここかな?」
「それにしても、植生変わりすぎだろ」
「とりあえずいってみよ?」
「あぁ、そうだな。鬼がでるか蛇がでるか」
ボスエリアへとオレとミトは進んで行き中へと入ると・・・
「蛇だな。」
「蛇だね。」
「ボスの近くにある丸いのは卵か?」
「あ、産まれたね」
「産まれたな」
「ヤサメぼーとしてないでたおそ!」
「そうだな!モンフェロドール!」
モンフェロドール発動で蛇の子供が群がってきて蛇玉がてきてきた。
「うわー、ちょっと嫌かも」
「影分身、自動追撃、氷矢雨!」
「子供は倒したけどボスの動きが鈍くなってる!デバフいくね!パワーダウン、スピードダウン、火耐性弱化!」
「あとは、任せろ!収束!火矢雨!」
ズッッッッッドオオオオオン
土煙が晴れるとそこには
「ヤサメ、まだ倒せてない!」
そう、蛇の脱け殻が!
「あぁ、でもどこにいるんだ?」
「ヤサメ上!」
上から獲物目掛けて飛びかかるボスを見つけた!
「避けろミト!」
「きゃっ」
影分身が切れてるがなんとかなるか?
体力はほとんどないし
「これできめる!収束!雷矢雨!」
ゴロロロズッドオオオオン
「こんどこそ、おわったかな?」
【ワールドアナウンス】
迷いのジャングルへの道のボスビックスネークが討伐されました。
【初回討伐報酬として知恵の蛇の指輪を獲得しました。】
【レベルがあがりました。】
【精霊の力が一定数溜まりました。】
「とりあえずお疲れ様。」
「次の町ポータルだけ登録しておこう」
「うん!」
ボスエリアの先へと進んでいくと先住民が住んでいそうな村?町?へとやってきた
【ブワンカ族の町】
「先住民族の町みたいだな。」
「うん」
中に入るために門らしきところから門番が話しかけてきた
「お前たち、神秘の森の方からきた?」
「えぇ、そうです。」
「蛇たおしてくれた?」
「そうですね。」
「おー、たすかる!かれこれ250年行き来出来なくて困ってた!毎年産まれてくる子供退治だけで一杯だったから」
「あの、なかにはいっても?」
「おーいいぞ!明日でもいいから長老の所にいってくれ、町の地図渡すから丸つけたとこいけばいい」
「ありがとうございます」
言われた通り地図にそって長老の所へとやってきた。
「こんにちは!先ほど町に来た冒険者の者ですが長老殿おられますか?」
なんか慌てたようなドタバタとした音が聞こえる・・・
「なに!ホントに外からきた冒険者か!」
「えぇ、そうですね」
「ついに、ついにあのいまいましい蛇が倒されたのですな!」
「はい。」
「ありがとうございます。これで外との交易も再開できる。このお礼として、町での滞在の際は我が家へきて頂いたらいつでも宿泊して頂いて構いませんのでその時は声をかけてくだされ。」
「ありがとうございます。それでは今からいいでしょうか?」
「えぇ、かまいません。どうぞ」
ということで長老の家にてログアウトした。
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