24話
今回でリアル回は一旦終わります。
24話
ピンポーン
「はーい」
「薫ー早いと思ったけどきちゃった!朝食まだだよね?」
「いま起きたとこだからなぁ」
「よかったぁ、身支度してきて!サンドイッチ作ってきたからたべよ?」
「おう!」
さっと、着替えて顔洗ってリビングに行くとサンドイッチが皿に盛り付けられ、コーヒーがそそがれていた。
「あ、コーヒー入れたけどよかった?」
「あぁ、じゃぁさっそくいただきます!」
「どうかな?」
「うん、おいしい!」
「食べたら宿題やるけど、薫はあとなにが残ってるの?」
「オレは、あと数学だけかな。美琴は?」
「私は、数学と英語かなぁ」
「たべたらさっそくやるか」
「うん」
「パスタにしようと思うけど味付けはなにがいい?」
「んー、ナポリタンかな?」
「わかった!」
□△□△
午前中は数学の宿題を終わらせて、昼ご飯にナポリタンを食べ残りの英語の宿題を美琴がやっている間にアイスを買ってきて終わったところを見計らいだしてあげた。
「美琴おつかれ。」
「んー、うんやっとおわった。」
「アイス買ってきたから、これでも食べてやすもうぜ!」
「ありがとう!」
「ちょっとHSOのサイトみてみるか。お!」
「どうしたの?」
「今週の土曜日から2陣がくるらしいけどそれに伴ってスタートダッシュキャンペーンの開催だって。」
「それって2陣だけ?」
「2陣は経験値2倍、1陣はクエストで2陣の手伝いをするとそれでポイント貯めて装備の外見を変更できるコスチュームを選べるらしいよ?」
「内容によるけど正直いらないかな?」
「まぁな」
と、そのとき
トウルルルル・・・
「はい、もしもし」
「オレオレ」
「そういうのいいんで」
「ちょっ、まて、オレだ拓海だ」
「なんだ?」
「今週末2陣くるだろ?」
「いま見てたけど、なんかあるのか?」
「クラスの奴ら何人か来るらしいから一緒に応援クエストうけないか?」
「オレは、いいけど美琴にも聞かないと」
美琴に事情を話すと
「私はいいよ。どうせ学校でも繋がりができるわけだし遅いか早いかの違いだから」
「美琴もいいっていってるからいいぞ、所で誰がくるんだ?」
「そしたら、また連絡するな!」
「おい!」
「内緒みたいだね」
「ほんとに嫌になるぜ、はぁ」
「アイスも食べたしやる?」
「そうだな。でも今4時だし一回解散して早く寝る準備終わらせてやった方がよくないか?」
「それもそうね!」
「そしたら、送ってくよ」
「うん!」
□△□△
美琴を送り届け夕飯を簡単に済ませ、風呂に入り歯を磨いたのでログインした。
前回ログアウトした世界樹の街の宿で目を覚ましたオレは、ミトがまだいないことを確認して今後の装備について考えていた。
前回の大会の賞品である素材券2枚なに交換しようか・・・
候補は決まっているんだけどなぁ。
でも、世界樹の枝を使った弓にあう弦となると役不足に感じるからなぁ。
アクセサリー用で銀二つにするかな?
「お待たせ!」
「そんなまってないよ、こないだのイベント賞品の素材券どうしようと思って見てたから」
「あぁ、私もそれどうしよう?」
「一度クーペに相談にいくか?」
「クーペは今、インしてるみたいだから今からいってみようか」
「そうだな」
という事でフェースへと移動し、クーペの店へとやって来た。
チリンチリン
「いらっしゃいませ(^-^)」
「クーペちゃん装備の相談にきたんだけどいい?」
「いいよ!( ^∀^)」
「そしたら、先ずは防具にはこの第3エリアの芋虫からレアドロップした、神秘のシルクを使って欲しい。これは二人分あると思う、足りなければノーマルドロップのシルクで代用して欲しい。今のところ再度の入手方法がわからないからな。それと、武器については世界樹の枝を弓、矢、杖の分貰ってあるからこれで頼む。ただ弓の弦についてはいい素材が思い付かなくて相談にのって欲しい。あとはアクセサリーだがこないだのイベント報酬の素材券の交換できる銀でつくって欲しい。」
「私もアクセサリーは銀でお願いね!」
「まず、私のレベルで神秘のシルクで作れるか分からないからノーマルのシルクで少し練習させて欲しいのと世界樹の加工練習用で第3フィールドの木材をある程度集めて欲しい。あとは弦については神秘のシルクの残りでなんとかなると思う。日本では昔大麻で作ってたみたいだからなんとかなると思うのo(^-^o)(o^-^)o」
「わかった!そしたら木材集めて来るから頼む!」
「お願いね、クーペちゃん!」
「まかせて!( v^-゜)♪」
「そしたら、改めて世界樹の街周辺探索していい木材集めてくるか!」
「うん!」
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