表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/143

24話

今回でリアル回は一旦終わります。


24話




ピンポーン


「はーい」


「薫ー早いと思ったけどきちゃった!朝食まだだよね?」


「いま起きたとこだからなぁ」


「よかったぁ、身支度してきて!サンドイッチ作ってきたからたべよ?」


「おう!」


さっと、着替えて顔洗ってリビングに行くとサンドイッチが皿に盛り付けられ、コーヒーがそそがれていた。


「あ、コーヒー入れたけどよかった?」


「あぁ、じゃぁさっそくいただきます!」


「どうかな?」


「うん、おいしい!」


「食べたら宿題やるけど、薫はあとなにが残ってるの?」


「オレは、あと数学だけかな。美琴は?」


「私は、数学と英語かなぁ」


「たべたらさっそくやるか」


「うん」


「パスタにしようと思うけど味付けはなにがいい?」


「んー、ナポリタンかな?」


「わかった!」




□△□△




午前中は数学の宿題を終わらせて、昼ご飯にナポリタンを食べ残りの英語の宿題を美琴がやっている間にアイスを買ってきて終わったところを見計らいだしてあげた。


「美琴おつかれ。」


「んー、うんやっとおわった。」


「アイス買ってきたから、これでも食べてやすもうぜ!」


「ありがとう!」


「ちょっとHSOのサイトみてみるか。お!」


「どうしたの?」


「今週の土曜日から2陣がくるらしいけどそれに伴ってスタートダッシュキャンペーンの開催だって。」


「それって2陣だけ?」


「2陣は経験値2倍、1陣はクエストで2陣の手伝いをするとそれでポイント貯めて装備の外見を変更できるコスチュームを選べるらしいよ?」


「内容によるけど正直いらないかな?」


「まぁな」

と、そのとき


トウルルルル・・・


「はい、もしもし」


「オレオレ」


「そういうのいいんで」


「ちょっ、まて、オレだ拓海だ」


「なんだ?」


「今週末2陣くるだろ?」


「いま見てたけど、なんかあるのか?」


「クラスの奴ら何人か来るらしいから一緒に応援クエストうけないか?」


「オレは、いいけど美琴にも聞かないと」


美琴に事情を話すと


「私はいいよ。どうせ学校でも繋がりができるわけだし遅いか早いかの違いだから」


「美琴もいいっていってるからいいぞ、所で誰がくるんだ?」


「そしたら、また連絡するな!」


「おい!」


「内緒みたいだね」


「ほんとに嫌になるぜ、はぁ」


「アイスも食べたしやる?」


「そうだな。でも今4時だし一回解散して早く寝る準備終わらせてやった方がよくないか?」


「それもそうね!」


「そしたら、送ってくよ」


「うん!」





□△□△



美琴を送り届け夕飯を簡単に済ませ、風呂に入り歯を磨いたのでログインした。


前回ログアウトした世界樹の街の宿で目を覚ましたオレは、ミトがまだいないことを確認して今後の装備について考えていた。


前回の大会の賞品である素材券2枚なに交換しようか・・・


候補は決まっているんだけどなぁ。

でも、世界樹の枝を使った弓にあう弦となると役不足に感じるからなぁ。


アクセサリー用で銀二つにするかな?


「お待たせ!」


「そんなまってないよ、こないだのイベント賞品の素材券どうしようと思って見てたから」


「あぁ、私もそれどうしよう?」


「一度クーペに相談にいくか?」


「クーペは今、インしてるみたいだから今からいってみようか」


「そうだな」


という事でフェースへと移動し、クーペの店へとやって来た。


チリンチリン


「いらっしゃいませ(^-^)」


「クーペちゃん装備の相談にきたんだけどいい?」


「いいよ!( ^∀^)」


「そしたら、先ずは防具にはこの第3エリアの芋虫からレアドロップした、神秘のシルクを使って欲しい。これは二人分あると思う、足りなければノーマルドロップのシルクで代用して欲しい。今のところ再度の入手方法がわからないからな。それと、武器については世界樹の枝を弓、矢、杖の分貰ってあるからこれで頼む。ただ弓の弦についてはいい素材が思い付かなくて相談にのって欲しい。あとはアクセサリーだがこないだのイベント報酬の素材券の交換できる銀でつくって欲しい。」


「私もアクセサリーは銀でお願いね!」


「まず、私のレベルで神秘のシルクで作れるか分からないからノーマルのシルクで少し練習させて欲しいのと世界樹の加工練習用で第3フィールドの木材をある程度集めて欲しい。あとは弦については神秘のシルクの残りでなんとかなると思う。日本では昔大麻で作ってたみたいだからなんとかなると思うのo(^-^o)(o^-^)o」


「わかった!そしたら木材集めて来るから頼む!」


「お願いね、クーペちゃん!」


「まかせて!( v^-゜)♪」


「そしたら、改めて世界樹の街周辺探索していい木材集めてくるか!」


「うん!」






ブクマ、☆評価や感想で作者のモチベーションが保たれております。


ここまで読んでくださりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] この2人の異常すぎる進展に対するクーペのスルースキルの高さ凄いなぁ...ちょっと見習いたいかも
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ