18話
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18話
さて、ログインしました。
「ミト、おはよ!」
「ヤサメおはよう!」
「じゃぁ、街みてまわろうか!」
「うん。宿の人に見所聞いてからいこっか!」
「だね。すみません。」
「なんだい?」
「この街の見所を教えて貰いたいのですが」
「見所は世界樹だよ!あとは、見所とは言わないけどここには人族の他にエルフ族が多く住んでいるんだよ!だから他の町より珍しいものが多いと思うから見て回るだけで楽しいと思うよ。」
「そうなんですか!ありがとうございます。」
「エルフかー、プレイヤー以外では見たことなかったよね?」
「そうだな!とりあえずまわってみよう!」
□△□△
まずは世界樹を近くで観ようと近くまで行こうとすると、世界樹の周りに柵がしてあり、触れる位まで近くに行くことは出来ないようになっているようだ。
仕方なく柵の近くでみているとなにか光りながら飛ぶ?浮かぶ?玉が見えた気がした。
「なぁ、ミトなんか光る玉見えないか?」
「ん?そんなのどこにあるの?」
もう一度見ると見当たらなくなっていた。
「気のせいかな?」
「あまりにも世界樹が神秘的で輝いて見えたんじゃない?」
「そうかなぁ?」
「ちょっといいだろうか?」
「はい、何でしょうか?」
「まずは自己紹介から、私はこの世界樹の管理を任せられている部門のものでクルールというのだが、君は光る玉が見えたと言っていなかったか?立ち聞きは悪いのだが教えてほしい」
「えぇ、確かに見えたと思います。」
「人族にしては珍しいのだが、精霊の絆というスキル持っているな?」
「えぇ、もっています。」
「やはりか。そのスキルは精霊を見ることができ、運がよければ精霊と契約できるスキルだ。」
「スキルの効果をみても良く分からなかったので助かります。それにしても見えて契約ですか・・・」
「だが、持っていても契約出来るかは運次第だから、あまり期待しないでそう言うものだくらいで覚えておいてほしい。あとは困っている精霊がいたら助けてやってもらえたら助かる。」
「わかりました。いろいろ教えて頂いてありがとうございます。」
「私もデートの邪魔をして悪かったね。それでは!」
「ヤサメ、精霊だって!」
「精霊かぁ、まぁいまは忘れよう!」
「えー」
「実際なにかあるわけではないし、現状見えるだけだしな!さて、そろそろギルドにもいくか?」
「そうだね。」
□△□△
ギルドへとやってきた。
このギルドはなんと大黒柱に世界樹の枝を使っているらしいと来るときに、ギルドへの道を聞いた人が教えてくれた。
世界樹の素材は木工素材として最高の素材らしく、これを超えるものは無いとまで言われているらしいから、それを柱として使う贅沢さ・・・
弓として使いたい・・・
「ヤサメどうしたの?」
「いや、世界樹の素材で弓作りたいなぁと思って」
「私たちの最終装備になり得そうだよね!」
「そういえば、イベント報酬の素材交換券まだ交換リスト確認しただけだけど、世界樹とかみたいな最終装備になり得る素材はなかったよなぁ」
「そこは集める楽しみじゃない?」
「まぁな」
「あのう、なにかご用があってこられたのではないのでしょうか?」
「あ、すいません。昨日この街に初めて来たのですがオススメのクエストありますか?あと、これギルドカードです。」
「少々お待ち下さい。」
「はい。」
「そうですねぇ、ヤサメ様達へのオススメはこの世界樹の害虫駆除とかいかがですか?」
「世界樹の害虫駆除ですか、でも街中で攻撃できないですよね?」
「大丈夫ですよ。世界樹の上は特殊なフィールドとなっておりますので外と同じです!」
「あ、はい。因みに火気厳禁とかあります?」
「禁止ではないですが控えて頂ければ嬉しいですね。」
「わかりました。そのクエスト受けます!」
「それでは下層から上層までの駆除お願いします!期限は今週中です。」
「それではいってきます。」
□△□△
再び世界樹へとやってきた。
「どこから登るのかな?」
「すこし周り歩いてみようか。」
「うん」
「あそこにいるのはクルールさん!」
「管理ならしってるかもね!」
「クルールさーん、すいません。ちょっと訪ねたいことが」
「先ほどはどうも、それでなんですか?」
「実は、ギルドで世界樹の害虫駆除の依頼受けたのですがどうやって中へ入るのかわからなくてですね。」
「あぁ、あの依頼受けて下さったのですか。それでは私に着いてきてください。」
クルールさんに着いて暫く歩いていくと検問所みたいな所にやってきて、クルールさんがなにか話しているようだ。
「いま、事情を話したから今度からはここに来てギルドカード見せれば中に入れるからね。クエストがんばって!」
「いろいろありがとうございます。オレはヤサメ、こっちはミトです。挨拶が遅くなり申し訳ありませんでした。またよろしくお願いします!」
「はい」
クルールさんはにっこり笑って仕事へと戻っていった。
「こんにちは、今年は君たちだけ?」
「いつもは他にも受ける人いるのですか?」
「かなり数がいるからねぇ、いつも50人くらいくるんだよ。あとからくるのかな?」
「たぶんオレたちだけですね。」
「大丈夫かい?」
「オレたち大量に倒すのが得意なのと害虫駆除は称号貰うくらいですから!」
「それは頼もしいね!そしたらそこの昇降機から上にいくと世界樹の下層につくから、そこから螺旋状になった枝があってそれに沿って上に登って害虫を倒していって!害虫が居ないときで上まで昇るにはだいたい3時間くらいかかるから頑張ってね!降りるときは世界樹に下へ降りたいとお願いしたら転移させてくれるからね!」
「え、世界樹が転移させてくれるのですか?」
「そうだよー、世界樹は意識があるからねー」
「わかりました。いってきます。」
言われたとおり昇降機へと乗り込んだ。
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