表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
132/143

113話

長らくお待たせしました。


夏それは肉体が溶ける季節・・・


ということで、暑さで執筆が進まずお待たせしてしまいました。


まだまだ暑い日が続きコロナもあり我慢の日が続きますが自宅での暇潰しにお読みくだされば幸いです。


今後は週1更新はキープしたいなと思っていたりしますが・・・


それではどうぞ。

113話




なんだかんだといろいろやっていたらイベントが終わってしまった。


だけど、まだまだ観ていないところ多いんだよなぁ。と考えていると運営からのお知らせでイベント後もこの島は保持されるということでまたいつか来ようと思う。


移動するには空の上まで上がらないと行けないから今のところ向かえるのはオレたちくらいかとおもうけど。


オレたちはいまゲームからログアウトしてリザルト集計待ちと休憩をしている。時間的にはまだまだ明るい



「なんか長いようで短かったねぇ。」


「まぁ、実際現実だと数時間だからな。」


「だねぇ。これからどうしよっか?」


「とりあえずゴハンでも食べに行くか?」


「んー、そうだねぇ。そしたら出掛けること言ってくるからちょっと待っててね!」


「あぁ、時間まだあるしゆっくり準備してきていいからな。」


「うん!」



そういって美琴は部屋を出ていったのを見送りオレも簡単に準備をして玄関へと向かった。




□□□□




外で待つこと30分



「お待たせ!」


「さて、歩いていくか?」


「うん!ってどこいくの?」


「ん?あぁ、駅前に新しく出来たお店でハンバーグ専門店なんだけどよかった?」


「へぇ、そんなのできたんだね!しらなかったなぁ。」


「まぁ、どんなお店かは行ってからのお楽しみで!」



そして、話ながら歩くことしばらく目的のお店に着いた。


外観は黒を貴重とした色合いで落ち着いた雰囲気だ。


なかへと入ると若干薄暗いくらいの落ち着いたオレンジ系の色の照明だった。



「いらっしゃいませ。」


「予約していた流鏑馬です。」


「はい、2名でご予約の流鏑馬様ですね。お席さあちらになっておりますのでご案内指せていただきます。」


「お願いします。」



お店の人の案内で席へと進み美琴と二人で向かい合う形で席に着いた。



「ねぇねぇ。薫くんここ高そうなんだけど。」


「ん?あぁ、確かにちょっと高級路線だよねぇ。それより、メニューみてみよ。」


「うん。えっと━━━━んー。値段も書いてないけど?」


「ん?まぁ、大丈夫かな。実はここの株買ってあって株主優待券貰っててペアで招待されていたんだよね。」


「そうなんだぁ。じゃぁ遠慮なくどれにしようかなぁ。」


「オレはこれにしようかな。」


「なになに?」


「和牛のゴロゴロ肉入りハンバーグ350gにご飯と飲み物かな。」


「わー写真も美味しそうだねぇ。んー、私はこのキノコソースの包み焼きハンバーグ200gとご飯かなぁ。」


「それもおいしそうだなぁ。よし!決まったし注文するね。」


「うん。」



オレは店員さんに注文を伝えて料理が出てくるのを待った。



「お待たせしました。和牛のゴロゴロ肉入りのハンバーグとご飯、飲み物です。」


「あ、オレです。」


「お熱いのでお気をつけてお食べください。こちらのキノコソースの包み焼きハンバーグとご飯、飲み物です。包み焼きハンバーグはこちらで開かせいただいてもよろしいでしょうか?」


「はい。お願いします。」



店員さんが包み焼きハンバーグの包みを開いてくれているのを見ていると…



「わー、凄い!写真よりキノコ多いですね!」


「はい、当店自慢のキノコソースのハンバーグですので力をいれております。それではごゆっくりお食べください。」



そういうと店員さんは席を離れていった。



「さて、食べよっか」


「うん!」



オレはナイフでハンバーグを一口大に切ろうとしたのだが…



「うお、」


「どうしたの?」


「いや、ゴロゴロどころかサイコロステーキじゃね?」


「あ、本当だね。でも凄いよね。こんなに大きめなのにしっかりかたまってるもんね。」


「だよなぁ。」



そう、このハンバーグなんだが2センチ四方くらいで切られた肉がハンバーグのかたちに固められている想像を超えたハンバーグだった。


一口口にいれると。



「!!━━これは!和牛特有の甘い脂が口のなかに広がりハンバーグと言うことを忘れさせるような食べごたえ。

そして、素材をいかすためにあえて薄めの味付けにされた玉ねぎと醤油のソース!うまい!」


「じゃぁ、私も一口。━━━うわー、肉汁が溢れてくる。ハンバーグとキノコを一緒にさしてっと。あぐ!━━こ、これは!口のなかに溢れる肉汁と柔らかい肉が口のなかに幸せを運んでくれてキノコの風味が鼻からぬけるこの幸せ。おいしい!」



そのあと、オレたちは無言で食べ続けて気がついたら無くなっていた。



「なくなったね。」


「だな。またこような。」


「うん。」


「気にいられたようで幸いです。それとこちらは開店記念のサービスです。どうぞお召し上がりください。」


「ありがとうございます。」



出されてきたのはカットされたフルーツだ。


さっぱりした味わいの柑橘系のフルーツだけどなんだろう?

まぁいいか。


そのあと、オレたちは帰宅するだった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] いつの間にかイベント終わってる?! もしかして食レポが本職の方ですか?といわんばかりの解説にびっくり 読み終わって数日後に更新復活とは嬉しいねぇ♪ これからも週1更新待ってます! ...無…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ