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110話

今回は前半ヤサメくんサイド後半カイくんサイドです。

110話




「ふう、やっと回りきったな。」


「だねー。もうお昼だよー」


「空を飛んでのボスからボスの移動だから早く回れたけどさすがに疲れたな。」


「ほんとだよー。でも二人とも途中から僕に乗って移動してたしそうでもないでしょ?」


「「あははは…」」



そのあとオレたちは一旦拠点へと戻るのだった。


拠点へと戻った俺たちだが洞窟を少し進むと洋風な感じの扉が設置されていた。



「なんか、やらかしてそうな雰囲気を感じるのはオレだけかな?」


「ううん。私も」


「僕はワクワクするな!」



満を持して中へ入ると今朝までと違い家具や絨毯など調度品の数々が設置されていた。

と、言うより普通の部屋になっているんだが…



「なぁ、アイリスとルナこれは?」


「「時間がありましたので作りました!」」


「でも木工も石工?スキルなんて二人ともなかったわよね?」


「「執事(メイド)なので!」」


「いろいろ突っ込みたいけどまぁいいや。それで説明は頼めるのかな?」


「「もちろんでございます!」」


「そしたら、玄関?からの方がいいか?」


「はい!それでは一旦でていただきまして説明致しますね。」



そして、部屋の説明をしてもらった結果だがまず、玄関はノッカー付きの普通の洋風扉があり。

部屋の中にはペルシャ絨毯も真っ青な繊細かつ複雑な模様のふかふかな絨毯がある。因みに玄関から入ると少し段がありスリッパに履き替えれるようになっていた。


それで、中には拠点が普通の洋風な部屋になっておりスペースも拡張され寝室やさらには風呂まで完備されていた。

間取りで言うと3LDKほどでリビングの他の3部屋はオレとミトの寝室が1部屋、フリューゲルの部屋(馬屋風、本人曰く落ち着くらしい)にアイリスとルナの部屋となっていた。

それぞれの部屋にはベッドが置かれフッカフカだった。



「なぁ。ベッドの中身なに使っているんだ?」


「「それは、その辺で適当に狩りしてきてそれの毛などですね。」」


「へえ…」


「因みに染料とかは?」


「土や植物から抽出しました!」


「というか、ホントによくこの短時間で出来たよな……」


「「頑張りました!」」


「あぁ、あ、ありがとう。」



その後オレたちはリビングで昼食を取りながら昼からの予定を話会うのだった。





□□□□

時は遡りスタート時間まで戻る。




sideカイ




「ついに始まったな!」


「みたいね!」


「最初の拠点となるのは俺たちは洞窟みたいだな。」


「とりあえずそれぞれ持ってきたものの確認をしよう。」



俺たちは事前に持ち物や生産スキルを分担して持ち込んでいる。


俺が鍛冶スキルと携帯鍛冶セット(装備のメンテナンス用)


他のメンバーはというと、家事スキル、調薬スキル、木工スキル、装飾スキルと取得している。



「さて、まずは近くで手分けして食料と水、薬草などを採取してこよう!」


「「「「おう!」」」」



それから暫く採取などをして拠点へと戻った。



「「「「「疲れたー」」」」」


「よし!とって来た物を見せあおう!」


「「「「おう!」」」」



で、集まったのはまず食料が木の実が沢山とフルーツが幾つか、それから食べれそうなもの複数。

薬草がとりあえずHPポーション換算で10本分、CPポーションで6本分。

その他サバイバルに使えそうなアイテム数点。



「とりあえず木の実など保存出来るのはそれぞれ持って緊急用の食料として生物は今食べるか。贅沢言えば肉が欲しかったな。」


「まぁ、単独だと狩りはちょっとね。」


「たしかになぁ。」



家事スキルを取得したメンバーにご飯を作ってもらい食べ始めた。



「「「「・・・・」」」」」



味がない・・・というか食材の風味でたべるのかぁ。

まぁ、持ってきてもらったのは携帯調理器具セットだからしょうがないけどなぁ。


そんなこんなで満足できない食事のあとは翌日から探索出来るように消耗品など集めることと調薬スキル持ちのメンバーにはポーション作成を頼んでおいた。


さてさて、前途多難なイベントになりそうだぜ。







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