102話
102話
さて、今日はミトと二人でクーペの店にいく予定なんだがミトに着いて歩いていると方向が違うんだけどなぜだろうか?
ちょっと聞いてみようかな。
「なぁ、今日はクーペの店にいくんだよな?」
「あ!クーペちゃんの所にいくけど、いつものお店じゃなくて設備を準備できるまでこっちで借りてる工房があるからそっちに呼ばれているのよ!」
「それで、街中を歩いていたのか。」
「そうなの。そろそろ見えてくると思うけど・・・」
「それらしい建物は見えないけどなぁ。」
「あぁ、それは・・・━━━あれよ!」
「あれって民家じゃ?」
「地下に工房があるらしいよ?それで上は居住スペースみたいよ。とりあえずはいろ?」
「そうだな。」
そうして、ミトは扉をノックしてから暫くすると扉が開いた。
「いらっしゃいだぞ!p(^-^)q」
「「おじゃましまーす」」
「どうぞどうぞ(*´∀`)つ」
「中は普通に民家なんだな。」
「それは、当たり前だぞ!一時的に借りてるだけだから( ̄ー ̄)」
「だよねぇ!」
それから10分・・・
「あのさ、お話中悪いけど先にやることやらないか?」
「「だよねー(*´・д・)」」
「まず、は二人の装備をみせて貰って必要な結晶を確認するからそれを集めて貰ってから強化に入るからね!(o^-')b !」
オレとミトはクーペに装備一式を渡した。
それから暫くクーペが確認作業をするのをながめた。
「よし、終わったよ!p(^-^)q」
「どうだった?」
「結果は━━━」
結果を聞いたら殆どの結晶は手持ちで足りたのだが1種類だけ足りない結晶があった。
「木の極魔結晶かぁ。」
「フィールド粗方まわったけど極魔結晶じたいなかったから怪しいのはやっぱり・・・」
「あぁ、ボスだよなぁ。」
「だよねぇ。」
「それにしても、さすがだね。殆どの結晶あつめてるなんてさ!(ゝω・´★)」
「まぁ、いろいろ回ったからなぁ。」
「ねぇ。」
その後ミトとクーペが話し込み時間が過ぎてその日はログアウトした。
□□□□
翌日オレたちはボスが居るであろうフィールドへとやって来ていた。
「どんなモンスターか楽しみだね!」
「フリューゲルくんは楽しそうだよね。」
「ホントにな。さて、いくか。」
「うん!」
「よーし」
ボスのいるエリアへと足を踏み入れたオレたちの目の前に現れたのは・・・
「「巨木?」 」
「二人ともあれはただの巨木じゃなくてエンシェントトレントだよ!」
「エンシェントトレント?トレントの上位種か?」
「上位種のなかでも長い月日を生き抜いたトレントで高い再生能力と触手のように動く枝や根に注意してね!」
「今回はいやに力説してるけどなんでだ?」
「前に知り合いが捕まって大変そうにしてたのを見たから!」
「「そ、そっか」」
「まぁ、助けとか要らなくて幸運にも火属性のドラゴンだったからぶれすで燃やして脱出してたけどそのあとも普通に治ってたからまだあそこにあるだろうな。」
「フリューゲルの知り合いでって古竜だよな?」
「だよー」
「かなり大変な戦いになりそうだな!」
「ホントにね・・・。今回は長期戦になりそうだけど頑張ろうね! 」
「もちろん!」
「じゃぁ、開幕は僕の全力ブレスでいいかな?」
「あぁ、任せた!」
「いっくよー!」
そういうと、凄まじい勢いのブレスが放たれた!
土埃が立ち込めそれが引いていくと・・・
表皮が剥がれボロボロになったボスが見えたが次の瞬間巻き戻したかのようにボロボロだった表皮が元にもどった。
「これは・・・」




