サブ#6.5
短い
「ほわ~..」
寝起きに俺は欠伸を一つした。
「ギルドにでも行ってみるか」
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「こんにちわ」
ギルドに入り、まず俺は受付へとあいさつをする。紳士たるもの挨拶を怠るはずがない。
「こんに…あ、ああ!ギルド長!」
なんだ?俺の顔を見た瞬間逃げて行ったぞ。
お?あれがギルト長か?
「なん…おう。簡単に見つかったな。ハハハ…」
「え?なんのことですか?」
「まあいいからこっちにこい」
言われるがまま俺は応接室へと入った。
「…ということなのだが…お前だな」
「え?え、ぼ、僕そんなことし、してないですよ、よ」
「動揺しすぎだ。しかしなぜそんなに隠す?」
「ばれてしまってはしょうがない。クク。なぜ隠すかと?……メンドイ☆」
「フ。面白い奴だ。それよりお前が助けた奴が王女様だということは知っているな?なぜ?金だって大量にもらえるだろうに」
「別に金に困っちゃいないんでね。」
「そうか。まあ想定内だ。よし、お前は今日からSランクだ。」
「ッ!?ハハ、まあこっちのほうが得か。よしこれで用は済んだだろ。帰る」
「ちょ!」
【空間魔法:あの…宿の…あの部屋】
「!?無詠唱!?おいおい、何でもありだな。」
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