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コモンセンス・アウト  作者: ゲン
6/7

サブクエ#6

短くなりました




「キャア!だ、だれかー助けてー!」



助けるのはいいのだが、確か,襲われているのは王女。盗賊を倒した後は王宮に案内されて…


「面倒だから、終わったらすぐ逃げよう」


走りながらそんなことを言っていると、前方に標的が見えてきた。


よし、ここは時間魔法だな。



【経過時間:10/1】


この効果は、自分にとっての10秒を対象の人物に対して、1秒にするというものだ。


おお、周りがスローモーションになっている。



盗賊はすべてで7人。王女側は護衛が2人。どちらとも深い傷を負っている。

俺は、闇黒魔法と獄炎魔法を組み合わせた技を放ってみる。


【闇炎の裁き】


うわー。技名が厨二すぎる。もし詠唱していたら恥ずかしすぎて死んでるなこれ。


そんなことは置いておき、この魔法を盗賊全員を対象とし、放つと黒く禍々しい半透明な球が空気中で生成され、対象へと向かっていく。

その球が、着弾すると同時に盗賊全員が塵となった。

そして、少し離れたところで時間魔法を解除した。そうすると塵となった盗賊は風に吹かれ、跡形もなく消えていった。

王女たちは唖然としていた。


「さて、無事終わったし、メインのクエストに戻るとするか」


ボギッ


「あ」


木の枝を踏んでしまった。

王女たちが一斉にこちらを向く。俺はこの場を離れることだけを考え、すぐに行動した。


【エアー】


俺は風魔法の『エアー』に全力を尽くし、音速を超える速さで逃げる。


「黒の装備に、白い剣…」


何か聞こえた気がするが、気にせず逃げるのを続けた。



----------------------


「よしこれでクエストは完了か」


無事逃げ切った俺はメインのクエストを完了し街へと帰る。



「はいこれ、ゴブリンの魔石です」

「はい。かしこまりました。それではクエストの完了です。お疲れさまでした!」


「あ~あ、何にもやることないし一旦宿に帰ろうかな」


といい宿に帰るのであった。



----------------------


「ええ。漆黒の賢者様です。黒色のボディアーマーに白の輝くような大剣を装備しておりました」

「わかりました。すぐにでも捜索手配をいたします。ちなみに漆黒の賢者とは?」

「はい私がつけました。それより捜査の方、宜しくお願い致します…」




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