スキルってどう使うの?#2
アドバイスください
データ2。
それはかつて、ゲーム始めたての頃のサトウが友人に頼んでチートをしてもらった。が、
何もかもがそろいすぎてつまらなくなってしまったサトウはこのデータを封印した。
だが、
「なんじゃこりゃーー!!!!」
なんでこのデータ?ふつうは起動してたあっちでしょ。
まあゲームとは違って、何でもそろってていい気もするけど。
「じゃあひとまずスキルの使い方の確認をしていくか。」
まずはアイテムボックスから。
おれは頭の中でアイテムボックスと念じてみた。
が、一向に発動できる気配がない。
「もしかして、詠唱?」
と思い声を出してみると、目の前にアイテム収納ウィンドウ的な奴が出てきた。
しかし、
「詠唱ってのがなー」
と思っているとあることに思い付いた。
「万物創造で作ればいいじゃん」
『万物創造:スキル創造:無詠唱』
これでOKかな?
確認のためほかのスキルの使い方も兼ねながらやっていく。
鑑定を使ってみよう。
そう思い鑑定と念じてみた。
すると、
_____________________________________________
木
_____________________________________________
というのが出てきた。というより木の説明雑すぎ。
まあそんなことはいい。
次、改造ってのは...
試しにこの木に…
俺は近くにあった木に、『改造』のスキルをかけ、材質を金にしてみた。
するとどうでしょう。さっきまで何も手入れされてなかった小汚い木が
金色に輝き始めたではありませんか。
「じゅるり・・・」
おっと、平常心平常心。金は無限にあるんだしこんなものなんてことはない。
でも、一応アイテムボックスに入れとくか。
威圧ってのは名前的にわかりそう。
てか、この『不老不死』とかはどうやって使うんだ?
あ!こんなときこそナビか!
《はい。スキル『不老不死』はアクティブスキルなので習得すると自動的に効果が発揮されます
ちなみに念じないと発動できないものは、パシッブスキルといいます。≫
「へー、そうなんだ、便利だな」
よし、じゃあ魔法の使い方でもしようかな。
と思ったがこれは普通に念じたらできた。コントロールも簡単にできたので安心。
いろいろ技とかもあるんだろうけど、それは後々。
あー、そん時のために記憶力上げるスキルでも作っておくか。
じゃあ、いよいよ、人がいるところへ行こっかな。
もしNPCだったらどうしよう。
まあそん時はそん時か。
じゃ、まずは適当に歩いて行こうか。
という思いを胸にし、サトウは歩くのだった...