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コモンセンス・アウト  作者: ゲン
1/7

ここはゲームの中?#1

コンタクトレンズ




このゲームを何時間ぶっ続けでやっているだろうか。


〈スカーレット・クロウ〉。

それが今やってるゲームの名前だ。日本のゲーマーなら知らない人はいないゲームだ。

何せ今は1年に1度開催される、超レアアイテム獲得チャンスというイベントをやっている。


なぜこのゲームにそんなに熱中するのかというと、このゲームは兄が残していった雄一のゲームなのだ。


兄自信、このゲームをやっていて、いわゆる廃課金者だ。友達や金融機関から借金してまでこのゲームに

尽くしていた。


そんなある日兄が消えた。


借金から逃げたのだ。

そのお金はもちろん残っている家族で払い終わった。

みんな兄を恨んでいた。



そして、兄が消えて1年くらいたつだろうか。


今度は僕がこのゲームにはまってしまった。だが、課金は一切していない。

これからもする気はない。


兄が課金していたおかげで、このゲームも楽勝だ。



そしてこんな悠々と話している僕だが、そろそろ限界っぽい。



く、これだけの時間起きていただけなのに…

人間に能力の限界というものがなければいいのにな..



どうせならこのゲームの世界に入ってみたいな…

このやりにやりこんだデータでなら、最強だろうに。



あ…だめ...もう…限k...





________________________________________________






ん?あー、寝ちゃってたのか。


早速、ゲームの続きと。


...



「…え?」


あ、まだ夢だったのか。

そういうことならこの〈スカーレット・クロウ〉の初期リス地点によく似た場所で異世界感を満喫しようではないか。


「リアルだなー...」


周りの木などを触ってみても現実での感触そのままだ。


しばらく周りを歩いていると、


「ス、ライム?」


ゲームの中で見たことがあるスライムによく似てる生き物がいたのだ。


倒して見るか。



ぺしっ


バアァン!!


「うわ!」


軽くビンタのようなことをすると、四方八方にスライムがはじけ飛んだ。


ん?なんでこんなに力が強い?

これが〈スカーレット・クロウ〉の世界なら、あのカンストしたステ値ではありえるが。


まさか...



「まじ?」


だとしたらこのリアルさにも納得だが...


ゲームの中?それは納得いかない。

 

ん?改めてみて気づいたが視界の右上にある『MENU』と書かれたボタンは?


俺はそのボタンを恐る恐る押してみる。

すると目の前には、見覚えにあるボタンがずっしりと表れた。


俺は確認のため、『ステータス』と書かれたボタンに手を伸ばす。


「これがゲームと一致してたら…」


ぽちっ


そのボタンを押すと、目の前にはなんと



________________________________________________





名前:サトウ  種族:人間 職業:賢者

                     所持金:∞

Lv.max


HP:∞/∞   MP:∞/∞




攻撃力:999,999


防御力:999,999


魔 力:999,999


精神力:999,999




属性:火Lv.max 火炎Lv.max 獄炎Lv.max


水Lv.max 水流Lv.max 神水Lv.max


土Lv.max 大地Lv.max 地滅Lv.max


風Lv.max 暴風Lv.max 神風Lv.max


癒Lv.max 超癒Lv.max 神癒Lv.max


   闇Lv.max 暗黒Lv.max 闇黒Lv.max


裏属性:空間 音 影 時間 召喚 重力 



固有スキル:適応 アイテムボックス 物理攻撃無効 精神的攻撃無効


      不老不死 鑑定  ナビ  状態異常無効 魔法攻撃無効


      万物創造 改造 威圧


  


________________________________________________


...








あ、これデータ2の方だわ。


この後の展開が楽しみな方はブクマ、コメントお願いします。

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