雑文エッセイ「エッセイを読むと陥りやすい落とし穴~作者は君『だけ』に語っている訳じゃないんだよ~」
さて、読み物というモノは大抵ある程度読者を想定して書いている。なので学習参考書の原稿を依頼された人は学生が読む事を想定して書くし、卒業を控えた大学生は担当教授が読む事を念頭に論文を書く。
当然ここのランキング作品はポイントとブクマを付けてくれる素敵なお子ちゃまたちに向けて物語を書いているわけだ。
ではエッセイはどうかと言うと、『作者側』は大抵不特定多数の人々に向けて語っているはずである。
で、ここからが肝心なところなのだが、読者はまるでそのエッセイが『自分に向けて』書かれているかのように錯覚する場合があるのだ。
特にエッセイで語られている内容が今の自分が置かれた状況とマッチする場合はそんな状況に陥りやすい。
だから書籍化を目指している子は書籍化作家のウンチクエッセイを読んで気づきを得るし、投稿作品が読まれなさ過ぎる作者は、ランキング作品ばかり読む読者を罵倒するエッセイに歓喜するのだ。
更に重度な野郎読者は女性が投稿したエッセイをまるで自分宛のラブレターかの如く曲解してこう呟く。
「くくく、アフロディーテめ。また俺宛のエッセイを書いてるな。仕方ない、感想でも送って喜ばせてやろう。」
いや~、思い込みって凄いよね。どこをどう読み取ったらそうなるんだ?ここはキャバクラじゃねぇから作者はお前など眼中にないわいっ!
後は、特定の人やグループに対する嫌悪感を吐露するエッセイも扱いが難しい。書いた方は言ってやったぜっ!とご満悦かも知れないが、難癖と取られる可能性がかなり高い。
これは共産主義の『自己批判』の歪んだ形であり、暴走した『総括』の成れの果てだ。なのでそれを読んだ別の読者の中に新しい感情を芽生えさせてしまうのである。
もっともそれを狙った煽りタイトルもあるので、それは確信犯だからスルーするか、はたまた遊んであげるのも一興だろう。
因みに、ここで使った『確信犯』という言葉は誤用なので正確を期すならば『故意』としなさいとグーグル先生に注意されました。むーっ、こまけぇなぁ、グーグル先生はっ!
で、その手の難癖エッセイは大抵視野狭窄的な主張が殆どで、大局をみていない。つまり昨今のネットを賑わせている『切り抜き動画』のようなものだ。
なので真っ当に反論されるとかなり不利となる。
でも、そんな片手間落ちの叫びも対岸で眺めているだけならば面白い余興なので、がんばって論戦を繰り広げて欲しいものだ。
因みに個人企画は過去に少し調べた事があるんだけど、結構な数の企画は参加者が集まらず傷心の後に解散しているっぽいです。
なので、十把一絡げ (じっぱひとからげ)で批判すると勉強不足を指摘されます。
うん、SF系の信者はねちっこいので気をつけましょう。ハードSF系は特にうるさいからね。
ははは、なんか昔はSF系の公式企画があったらしいのよ。でも、ここのSFって『少し不思議』系が多いので没落したみたいです。
まっ、それは自業自得だからしょうがないよね。やっぱり素人小説は情熱がないと続かないしさ。
でも日常系エッセイはゆる~い方が読まれるはずです。特に女性が投稿されるエッセイは人気になりやすい。
まっ、でも読まれるって事はそれだけ色々な人が寄って来るという事だから気をつけましょう。中には善人の皮を被った狼もいるからさ。
-お後がよろしいようで。-




