表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この連載作品は未完結のまま約5ヶ月以上の間、更新されていません。

『真婚生活』

作者:墓待機


 現代社会には、老若男女を問わず、誰もが人間関係や将来に対する不安を抱え、悩み苦しんでいる。

 中には、友人や家族にその悩みを打ち明けられず、一人で抱え込んでいる人も少なくない。

 萌白悠稀(もしろゆうき)は、そんな悩みを抱える人々に寄り添い、相談に乗る「相談屋」として活動している。

 彼のやり方は効率的ではなく、悩みを根本から解決しようとはしない。

 彼の目指すところは、ただ悩みを共有し、心の重荷を少しでも軽くすること。

 その方法で、これまで多くの人々を助けてきた。

 だが、萌白は次の「相談」をもって、相談屋を辞めるつもりでいた。

 そんな折、最後の相談者として訪れたのは、儚げな印象を持ちながらも、どこか掴みどころのない、常に微笑みを絶やさない女性・神田夢廻(かんだゆめ)だった。

 彼女の「相談」は、あまりにも荒唐無稽だった。
 
 余命が数年と宣告された彼女が唯一望んでいたのは、結婚したパートナーと共に残りの時間を過ごし、幸せな最後を迎えることだった。

 そのため、夢廻は萌白にその願いを叶えて欲しいと件の『相談』を持ちかけた。

 最初、萌白はその相談を断ろうとしたが、夢廻の姿に自分の過去を重ね、彼女の願いを受け入れることを決意する。

 二人は限られた時間を共に過ごす中で、次第にお互いの心情に変化を感じ始める。

 限られた時間を彼女とともに過ごす中で、萌白の中に芽生えた想いとは。

 これは、必ず終わりが来るという事実を受け入れながらも、いつまでも続いて欲しいと思う幸せに、二人とその周囲の人々がどう向き合っていくのかを描いた物語。
プロローグ
2025/02/20 00:40
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ