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新たな変化
ユリとの接点が増える中で、タクヤはクラスメイトからの注目を集めるようになった。以前は教室の片隅で静かに過ごしていたタクヤだったが、ユリと一緒にいることで自然と周りの視線が集まるようになった。初めて自分が目立つ存在になったことを実感し、タクヤは少し戸惑いながらも新しい環境に順応していった。
ケンジとの友情もますます深まった。ケンジはタクヤにとって頼りになる存在であり、バスケットボール部の練習でも多くのアドバイスをくれた。放課後には一緒に練習をしたり、試合後には一緒に振り返りをしたりすることで、二人の絆は強くなっていった。
また、同じクラスのユリの幼馴染のナオミとも仲良くなる機会が増えた。
ナオミは明るく社交的な性格で、クラスのムードメーカー的存在だった。ある日、タクヤはナオミと一緒に帰ることになり、ユリの話題で盛り上がった。




