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月明かりの下のテラス

 

 月明かりが照らす中庭にたどり着いたタクヤは、心臓の鼓動が早まるのを感じながらユリに向き合った。ユリも少し緊張した様子でタクヤを見つめていた。


「ユリ、文化祭の準備や演劇の練習を通じて、君とたくさんの時間を過ごせて本当に楽しかった。君の努力や笑顔にいつも元気をもらってるんだ。だから、どうしても伝えたいことがあるんだ。」


 タクヤは一度深呼吸をしてから、真剣な眼差しで言葉を続けた。「僕は君の隣に立つためにここまで頑張ってこれた。こんなに人生で夢中になったことはなかった。みんなと勝利を分かち合う嬉しさ、困難を乗り越えた時の達成感、人をこんなに好きになることを教えてくれたのは君だった。君と出会う前はただ退屈な毎日だった。何も変化のない毎日。このまま平凡な毎日を送るんだって思ってた。だけど、君が僕の毎日を変えてくれた。僕の毎日に色をつけてくれた。本当にありがとう。」


 タクヤは目を真っ直ぐに見つめながら、少し震える声で続けた。「だから、これからは君の隣を一緒に歩いていきたい。君ともっとたくさんの時間を過ごして、一緒に未来を作っていきたい。だから、、僕と付き合ってください。」


 ユリは一瞬驚いた表情を見せたが、すぐに優しい笑顔を浮かべた。「タクヤ、私もあなたと過ごす時間が本当に楽しかった。あなたの一生懸命な姿に、私も勇気づけられたよ。私も…あなたのことが好き。」


 タクヤは心からの喜びを感じ、思わず涙がこぼれそうになった。二人はお互いに微笑み合い、静かに手を握り合った。月明かりの下で、二人の絆はさらに強く結ばれた。


 

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