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俺と幽霊少女の同棲生活   作者: つくした
1/1

出会い

この小説を読もうと思ってくれたあなた!

ありがとうございます!!


来春から夢の高校生活!甘酸っぱい恋!仲間と高め合う部活動!青春!!


高校生活に期待を高める男!我が名は斎藤孔!!

さあ!その第一歩を踏みしめ...る前に躓いた。


「孔、お前は高校入ったら一人暮らしな」


「は!?親父ィ!?何いってんの!!?ついに狂ったか!?」


「狂ってねえよ!」


「じゃあなんで俺に一人暮らしさせんだよ!」


「実はな...俺の古い知人が理事長をやってる高校があってな...孔にはそこに入学してもらうことになったんだ...(*ノω・*)テヘ」


「(*ノω・*)テヘ...じゃねえよ!なにしてくれちゃってんの!?」


「うるさい!決定事項だ!!」


「逆ギレ!?」


_______________________


くっそ...

なんで一人暮らしさせんだよ...

親父が詫びとか言って全部やってくれたらしいが...


俺の新居はなんだか壁とかが新しい部屋だった。


「なんだ、案外きれいなとこじゃん」


引っ越しも終わり今日は初めてこの新居で寝る日。

案外、家事とかを除けば一人暮らしも悪くないな...

その後は夕飯をカップ麺ですまし寝た。


「zzz...zzz...」


「zzz...ピキーン」( ゜д゜ )クワッ!!


え?金縛り!?えっちょ!こっわ!

ゆッ幽霊!?

おおおおおちつけ!俺!!


確か金縛りは科学で証明されてるはず!!!!


『ア〜』


ヒギィ!!!?


「hふgyすさjhかァァァァアアァァァ」


『あびし!』


大声をあげたひょうしに体が動きナニかを蹴る感触(?)があり、俺はそのまま気絶した。


_____________________


「う、う〜ん...」


素晴らしい目覚め...とはならず朝を迎える。


「ここ...事故物件じゃね?」


ふと何気なくぐるりと辺りを見回すと。


...尻だ。ふすまから尻が出てる...


白装束?らしき服だな...


とりあえず触ってみ...手がスカった。

んん?


.......みなかったことにしよう...。


『ふわぁぁ〜』


 オレハナニモキイテナイシキコエナイ


『あのぉ〜、最近越してきた人ですよね?』


『おーい?聞こえてないかな?でも昨日は聞こえてたっぽいし...』


やっべー、なんか女の子の声が聞こえてるよ!

え?幻聴?


『ピーンポーン』


「はーい!」


振り返った、いや、振り返ってしまった。


『あっやっぱり聞こえてた!』


そこには宙に浮いてる美少女がいた。


『ねぇねぇ、やっぱり聞こえてたんでしょう?』


「...キコエマセーン」


『やっぱり聞こえてるじゃないですか!』


「さっきの尻の人?」


『尻?』


「いや、なんでもないです。気にしないでくださいぃ!」


やばい、危うくセクハラで祟られるところだった。


『えーと、尻が何なのかはわかりませんが、私はこの家の地縛霊です!』


「幽霊...?」


『そうです!』エッヘン


いや胸を張るところじゃないでしょ幽霊は...


『あなたのお名前は何ていうんですか?』


「アッハイ、斎藤孔と申します。」


「孔さんですか!これからよろしくです!』


えー、いきなり名前呼び、随分フレンドリーな幽霊だな。


「そういうあなたの名前は?」


『覚えていません!』


あっそうなんだー、覚えてないんだね。←もう非現実過ぎて驚かなくなってる俺氏


「なんと呼べば?」


『てきとうにあなたが決めてください!』


えー...


「じゃあ、ジ◯ニャンで」


『ダメです!』


「じゃあ幽奈で」


『いい名前ですがそれもアウトです!!」


そんなこんなあってこの地縛霊さんの呼び名は


幽さん


に決まったとさ。

読んでいただきありがとうございました

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― 新着の感想 ―
[良い点] つくしたさんの待望の新作だ... デビュー作がなかなか過激だったんで、こっちはどうなることやら... [一言] これからも応援しています。
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