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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

とある駅にて 鎮魂歌

作者: キジムナ

11月 ある金曜日の とある駅の9番線にわたしは立っていた


スマホから目を離す 向かいのホームから 男が反転しながら線路へ落ちる 仰向けに倒れ大の字になって動かなくなる すぐ後ろにいた人が線路へ身を乗り出そうとする


汽笛


電車が金属音のブレーキをかけながら速度を落とす、着実に前進していく、ゆっくりと男の体が車体の下に飲み込まれる、周りざわつく、係員がくる、救急隊員がくる、男の体は出てこない。

11番線で人払いが始まり9番線では係員がブルーシートで目隠し、7番線から小金井行きの電車が着く、私は流れに流されて7番線へむかった、血の匂いはしなかった、ほんとに死んだのだろうか?


忘れたくても忘れられない。


ネットで調べる、死亡した記事は見当たらない、代わりに人身事故のツイッターの切り抜き

あぁ 私も使ったことのある小さな不幸を嘆く呟き

彼はどれほどの不幸の嘆きを上げていたのだろうか?


電車は何度でも止まるだろう、その度、彼を思い出そう、無意味だとしっているけど。電車の中で嘆く代わりに祈ろう。





ここまで読んでくださりありがとうございます。

ツイッターで電車止まった、人身事故事故うざいと、呟いたことがあります。

実際のシーンは言葉で言い表せられないくらい残酷でした。

わたし一人で押し留めておけないトラウマと一人で留めておくには惜しい感情とを見つけました。

伝えたいと思い書きました。

利用規約とかよくわかってないので、だめなら即消します。

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