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一目惚れ レモンの夜に 初恋坊や君

作者: 秋葉竹

一目惚れ

したのは僕の酸っぱさが

貴女の口に 届いた その夜


レモン好き

静かな部屋にヤカンがシューシュー

慌てないでよ 初恋坊や君


貴女好き

忘れないでね 小さな声でも

勇気のかぎりの告白なんです


笑っちゃう

あたしのホントをこ存知かしら?

そんなこと言ってもらえる 女じゃないのよね


知らないと?

知って好きなら ねぇどうする?

僕の酸っぱさ そういうことだよ


良かったわ

昔のお酒に縋ってたころの

あたしの詩集を読んでいただけたのね?


あんな想い

ホントにしたの? なら、バカだよ

もっと早くに出逢えていたなら、絶対、守った


目を逸らす

そんなに真っ直ぐ見ないでよ

わかった降参、守って下さい、あの人の影から


べっつにね、

貴女の「好き」をひとりで独占

しない気はない ふたりで生きよう?


や、られたぁ。

独占してよ、ふたりで生きるわ

齧ったレモンの香り立つ部屋



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