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超絶短編集〜もしも伝〜  作者: しょーごーる
9/12

⑨ もしも魔法が使えたら〜無駄遣い編〜



『おい!聞いてくれよ!』


『なんだよ、魔法男。朝から。』


『俺さ、魔法使えるようになった!』


『…は??何言ってんの?』


『いや、だから、魔法使えるんだよ、俺!』


『バカなの?冗談は名前だけにしてくれる?

次テストなんだから、早く席つけよ。』


『いや、信じてよ!魔法使えるんだってマジで』


『はいはい。おっけー。じゃあ、自分にかけろよ、魔法。』


『なんの?』


『次のテストに集中できる魔法。』


『いーぜ!集中しろぉぉ』


ティラリラリン


『え。なに?今の音。携帯?』


『違うよ。魔法が発動した音。見てろよ!次のテストを。』


ー数分後ー


『それでは、テスト開始』


『よっしゃああぁ!!集中!!!!ぐおおおおおおお!!!!』


凄いスピードで解答欄が埋まる。こ、こいつ、まさかマジで魔法使えるようになったのか?


ー数日後ー


『それではテスト返すぞ。相田魔法男!』


『ハイ!』


『全部赤点だ!くたばれ!』


『……よし!』


『いや、良くないだろ。酷すぎるだろ。何してんだお前。』


『よく見てみろよ。』


『こいつ!?解答欄の文字で絵を描いている!!』


『題名は、「貴婦人の祝日」だ!』


『なんかそれっぽい!意味わかんないけどそれっぽい!』


『おい!お前天才かもな!マジで!すげえよ!』


『はっはっは!だろ?そうだと思ったんだよ。』


『おい、相田魔法男。』


『は、はい先生!(褒められるな、これは。)』


『今日から1ヶ月補習な。』

『…はい、先生。』



結論:使い方間違えちった☆


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