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超絶短編集〜もしも伝〜  作者: しょーごーる
7/12

⑦もしも父親が博物館で働いていたら〜序章〜

『なぁ、そういやさ、父さんって何の仕事してんの??』

『え?知らなかったの?父さんね、博物館で働いてんのよ。』

『え!マジで?すげぇ!!今度観に行こうっと!』



ー数日後、博物館にてー


『なあなあ、お前の父さん博物館で働いてるってマジ??』

『マジだよ、マジ。ここの博物館。』

『何してんの?お前の父さん。』

『…あ、そういや聞いてなかったな。あれじゃね?ツアーとかしてんじゃない?』

『何だよ聞いてねえのかよ。でもすげえなぁ。

羨ましいなぁ。』

『へへへ、いいだろー?』


ー2時間後ー


『なぁ、本当に働いてんの?隅々まで見たけど、どこにもいないじゃん。』

『うーーん。おっかしいなぁ。何処にいるんだろ。』

『もう1回回ってみるか…。』


ー15分後ー

『あのさ、ごめん変なこと言うわ。聞いてくれる??』

『いいよ、聞く。』

『この「昭和の一家」って展示物さ…』

『うん。』

『…これ、え…これ、人じゃね?』

『人だね。…てか、この父親さ、これ…俺の父さんだ』

『え、待って。お前の父さん。え?何?展示物?紹介する方じゃなくてされる方?』


『いや、え、そんなまさかぁ。展示物って。』

『我が息子よ…』

『と、父さん…』

『展示物…40年やってます。』


『ま、マジですか…。』


結論:博物館に展示される父親…続く


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