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超絶短編集〜もしも伝〜  作者: しょーごーる
10/12

⑩ もしも魔法が使えたら〜なんでこんな魔法!?編〜

『俺さ』


『なに?』


『魔法使えるんだよねぇ、実は』


『…急に非日常なことを言わないでくれる?』


『ねぇ、知りたい?』


『何が?』


『どんな魔法使えるか知りたいっしょ?』


『とりあえず、君の頭に何があったのか知りたい』


『おーい!俺の魔法!知りたいでしょ?』


『分かったよ、知りたい。知りたいよ』


『よしきた!私の魔法は…』


『うん』


『なんと!』


『はい』


『なーんと!』


『はやく言って』


『そう!私の魔法は!』


『はいどうぞ』


『セロハンテープの粘着力をなくす魔法だ!』


『…あ、ごめん。あれ?気のせいかな。もう一度言ってくれる?』


『いや、もうちゃんと聞いとけよー。

だーかーら!セロハンテープの粘着力をなくす魔法だ!』


『えー…と。うん。それは…ペタペタやってれば誰でも使える魔法なのでは?指でペタペタしてれば、誰でも「テロテロリン」できるのでは?』


『それがな、俺はさ、ペタペタしなくても、眼力だけで粘着力をなくせるんです』


『うん。そっか、うん。魔法だとしてもね?

あのさ、それってさ、いります?』


『いや、ポスターとかでもね、見るだけで剥がれちゃうんだよ!凄くない?』


『うん、あのさ、それってさ、凄く迷惑だね?

地味な嫌がらせの真骨頂だね?』


『そうかなぁ?俺は結構気に入ってるんだけどなぁ…』


『…その魔法の名前とかあんの?』


『この魔法の名前はね…』


『もう溜めなくていいからね?スッと言って』


『実は…』


『あれ?聞こえてるかな?』


『なんと…』


『溜めないって意味分かります?ねぇ?』


『私の魔法は…』


『よし、もう帰るよ?いいよね?帰るからね?』


『さぁいくよ!私の魔法は…』


『はい帰ります!帰りまーす!』


『私の魔法は、「ペタペタ」と言います!』



『いや…ペタペタしないんだろ?』


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