会議中
(上司・30代後半・男性)「この会議内容、何か足りないよなぁ~。」
(先輩・20代半ば・男性)「ですねぇ…」
(私)「・・・・(メモを取る)」
『お昼まであと2時間』
『お腹すいた』
『あーあ、先輩それじゃあ怒られるよ。絶対』
『(文章)…自分の字、汚いなぁ』
『ねむい』
『足りない?何だろう…』
(上司・30代後半・男性)「『ですねぇ』じゃねぇよ!
先輩としてもっとマシな事、言えねぇのか?」
(先輩・20代半ば・男性)「す、すいません…」
(私)「・・・・(ページをめくる)」
『あと1時間50分』
『今日の食堂のメニュー、何だろう』
『やっぱりなぁ。じゃあ次は私かなぁ』
『(文字)…ペン字講座、習おうかなぁ』
『がんばれまぶた』
『トリッキーな何かが必要なのかな?
マンネリ化してるのが嫌そうだし…』
(上司・30代後半・男性)「謝る前に、何かアイデア考えとけ!」
(先輩・20代半ば・男性)「はい…!えー…」
(私)「・・・・(消しゴムを使う)」
『1時間30分、長いなぁ』
『カツ丼だっけ?親子丼だっけ?』
『まだこっちのは来ないか…』
『(判読不能)…字がみみずになっている。
汚いを超えてしまった。』
『(眉間をほぐす)やべぇ』
『お、いいこと思いついた。メモメモ…』
(上司・30代後半・男性)「うーん…悪かないがなぁ~。もっと、こう…。
そうだ!君はどうだい?
何か、気付いたことはあるかい?
些細なことでも、ね?」
(先輩・20代半ば・男性)「・・・・(こちらを向く)」
(私)「その、素人考えですが…」
『1時間、あと1時間!』
『やっぱラーメンかなぁ。最近食べてないし。』
『キターーーー!』
『(ページをめくる)…みみず隠蔽、みみず隠蔽…』
『めがさめました』
『謙虚に行こう。どっちの顔も立てないと…』
(上司・30代後半・男性)「いいねぇ~。
あと、アドバイスとして、こういう視点を…」
(先輩・20代半ば・男性)「・・・・(メモを取る)」
(私)「はい…なるほど…」
『40分切った!』
『いや、食堂のラーメン不味いからなぁ…』
『当たらずとも遠からず、か。』
『(メモを取る)あ~今手元見てないからなぁ。
今絶対字ぃ汚いわぁ~!』
『おめめぱっちり』
『なるほどなぁ、流石プロ。
そこは考えていなかった。』
(上司・30代後半・男性)「おっ、もうこんな時間か。
纏まってきたし、そろそろ終わるか。」
(先輩・20代半ば・男性)「はい!(椅子から立ち上がる)」
(私)「はい(ドアを開ける)」
『あと30分。事務処理でやり過ごせる時間だ』
『やっぱ丼だなぁ』
『無駄に疲れた。会議は嫌い…』
『しまった!ノート開きっぱなしだ!
みみずがバレる!』
『おひるねしたい』
『午後の仕事、どうしようかなぁ…』
私は会議室の明かりを消した。




