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異世界冒険家の本  作者: 御堂カテラ
1/1

体験版異世界

テスト投稿のような感じですので近い内に編集します

「つまらないことしてるわね・・・ならある仕事を試してみない?」

唐突に後ろから聞こえた声は、いつ入ってきたのだろうか知らない女の声だった。

「・・・は?」

「とりあえず・・・ソレ、首から外したら?」

「なんなんだいったい・・・」

男は縄から首を外し、近場にある椅子に座る。

「あんれま素直~」

<羽>の生えた女は、場に合わないハイテンションな声を出しながら<浮いていた>

男はこの時、自殺するはずだった・・・後ろから<悪魔>があらわれるまでは。


「んで? まず、お前はなんなんだ?」

(まぁ、いかにもな格好すぎて大体想像できちまうが)

「見た目どおり、想像通りじゃない?」

「だよなぁ・・・んじゃ、悪魔的な存在って事で、いいな?」

「的なというか、そのものなんだけどね、名前は無いから適当に・・・悪魔さんとでも呼んで?」

「はいはい・・・んで、どうやって入ったとかはどうせ理解できないし

 そういうものになっちまうからどうでもいいとして、だ」

「説明するのも面倒だから、助かるわね」

「んじゃ、後二つだな、一つは、なぜ俺なのか。もう一つ、その仕事ってのは、いったいなんだ?」

「その二つでいいのね? 一つ目は、偶然、便利そうな人間をみつけたからってとこね

 この特に変化がない生活に、飽きたんでしょう?」

「まぁな、じゃなきゃあんなことしねぇわ」

(そんなときに面白そうなこと聞いたら、興味が湧くってもんだ)

「んで、二つ目は?」

「それじゃ、まず初めにこの紙を見て?ある程度分かりやすく書いたから、見てから質問して」


・あなたは異世界に旅立ちます。

・異世界での行動は決められていないため、自由です。

・特定の条件を満たすまで、この世界に帰還することはできず、満たしたら強制帰還となります。

・異世界に行っている間、こちらの世界では時間が進行しません。

・帰還後、1ヶ月で他の異世界に旅立っていただきます

・特定条件を満たし、帰還することで <異世界冒険家の本> が自動生成されます。

 この<本>を契約悪魔に渡すと、次回異世界へ行っている間に複製が本屋に並び売却されます。

※<異世界冒険家の本>:その異世界での人生が記されている

・あなたの給料は本売却による金銭のみであり、その他に発生することはありません。

・財布を持っていく場合、財布の中に入っているお金は自動的に異世界でのお金に変換され、

 帰還時に再度こちらのお金に変換されますが、どちらも限度はポケットに入る分のみです。

・契約破棄はできません。


「本当に、面白そうだなこれ・・・」


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