最終回!? 颯太が戦う!? そして戦いの終わり・・・
最終回だと・・・?
嘘だろ?
とにかく今回は最後? な訳で最後まで見てください!
どうぞ!
『颯太! お願い、私は無理だけど颯太、あなたなら戦えるかも!』
「え・・・僕?」
『はぁ? 8そんな人間が戦って私に勝てるわけねぇーだろ!』
『いいえ戦えるわ颯太なら!』
ちょっとぉぉぉぉ、女神は僕が危険な目にあってほしくないのに何故に僕が戦えるって・・・
え? もしかしてS者になったからもういいの?
その設定なくなったの!?
まぁいいや・・・
「別に戦ってもいいけどどうやって? 僕武器って言ってもハリセンしかないしあいつ消えるし僕はどうすればいいんだ?」
『こうするのです!』
女神は目をつぶり唱えた。
『イタベタ キヤルマノタブ イタベタ キヤルマノタブ・・・』
確かその呪文って、この前できなかったやつじゃ?
『佐崎颯太に力を! ドーレパ チムキ!』
「!」
突然僕の身体が光だし、力が溢れ出してくる。
「なんだこれ・・・なんか強くなったような感じがする」
『さらに! 佐崎颯太の武器ハリセンに力を!』
さらにハリセンも光だし何故かでかくなり、パワーアップした。
強化ハリセンその名は・・・
「キョーセン!」
「うおぉ、僕の武器これかよ!」
『これは驚いた、まさか人間が女神と同レベルの力を手にするとはな・・・』
「僕もビックリだよ・・・」
『さぁ戦うのです颯太! 世界のために!』
「世界!?」
『そうです、今この世界は魔王パパ3世が制服』
「嘘だよね絶対そんな魔王いないよな?」
『ふざけてるのかお前らぁ!』
「なぁーに、調子取り戻しただけだよ」
『そうですね、なんか久しぶりです』
「やるぞ女神!」
『はいです!』
『私も本気でやるぜぇ! 守快!』
「ほら火薬だ!」
『ヒヒッ、ここからは本気で戦えそうだ』
「『ファイア!』」
火薬が爆発し、3は爆発をくらった。
そしてめっちゃいい顔して凄い力を手にする・・・
『くぅ~いいねぇ~この感じ! 始めようか、戦いを!』
「そうだな・・・」
『レディー・・・ファイト!』
同時に走り出した僕と3
僕は3に近づいて、キョーセンを使い叩く
「くらえ!」
『甘いんだよ!』
「!」
3は火薬を周りにまいた。
3は、その後空を飛ぶ
「女神!」
『ヒヒッ、ファイア!』
爆発にまた僕はまきこまれたが
『何っ、生きてるだと!?』
「へへっ」
女神が僕の周りにバリアを発動していた。
これがコンビプレイ!
『これでいい! 面白くなってきたぁーーーーー!』
「女神また頼む!」
『OK! 変態能力エアーフロー!』
僕は、宙に浮く・・・
初めての体験だ、何もつけずに空を飛ぶのは!
『なっ、人間が浮いているだと!?』
「これで自由に戦える!」
『ハハッ、いいねぇ! 変態能力! トランスペアレント!』
3は、透明になった。
「また透明になりやがった! 女神頼むぜ!」
『まかせなさい! 変態能力エスパーアイ!』
女神は、透明になった3を探す。
『・・・見つけた! 颯太の右上にいるわ!』
「サンキュー!」
僕は右上を向き、キョーセンで叩く!
「うおぉぉりあ!」
パシッとキョーセンをつかまれた。
3は姿を現した。
『やるじゃん人間ごときがここまでやるとは思いもしなかったぜ・・・』
「僕もビックリだよ・・・ってさっき言ったか・・・」
『でも・・・女神の私に勝てると思うな!』
3は、キョーセンを取り上げた
「わっ、返せ!」
『やだねーえいっ!』
キョーセンを下に落としてしまった。
「しまった・・・ッ!」
『どこよそみしてんだよ!』
「やばっ!」
3は右手で僕の顔面を狙おうとしたが僕はかってに身体が動き。
3のパンチを防いだ。
「・・・あぶなかったー・・・」
『なっ嘘・・・私のパンチをつかまれた!?』
「ハハッ、今の僕を殴ることはできないぜ?」
流れ的に言ってしまった・・・
けど、これなら3の攻撃を防ぐ事が出来る!
「てやぁ!」
僕は3の右手を右手で引っ張り、もう一つの手で、頭をおさえ、下に落とそうとしたが・・・
『なめるなぁ!』
左手で颯太の左手をつかむ
「うわっ、このやっかいだなぁ!」
『へへっ、落ちる時は一緒だぜ?』
どうすれば・・・あ! あれは!
「あれ? 親戚ちゃん怪我は平気なの?」
真中さんが救急箱もったキターーーーーーーーッ!
ナイスタイミング!
「女神! そのまま、真中さんをこっちに連れてきてくれ!」
『わかりました、真中さん行きますよ!』
「え? 何? 何?」
『変態能力! エアーフロー!』
真中さんは空に浮く・・・
「えっ!? ちょ、私スカート・・・いやぁぁぁぁぁ」
そして真中さんは僕の隣に来た。
「あ、颯太君・・・あの、そこのおさえてる女の子ってさっきの・・・」
「それよりも真中さん、救急箱の中身見せて!」
「あ、うん・・・」
そこには「ばんそこう・包帯・ガーゼ・はさみ・その他」色々あった。
「ナイス! じゃあ真中さん、この女の子にスタンガンでビリビリにしてちょーだい!」
「私するよりされるほうが・・・」
「後でやってあげますからやってください」
「本当! キャーーー楽しみ! じゃあするね!」
『なっ、何する気なんだよ!』
「えい」
スタンガンはバチィィと3をビリビリにした。
『あああぁぁぁぁぁぁ気持ちぃぃぃぃぃぃ!』
「今だ!」
僕は3から手を離し救急箱の中にある、包帯で慣れた手つきで3を縛る!
3は動けない状態になった。
「そして落下プレイしまぁぁぁす!」
勢いよく地面に落下させたのだった。
地上に落とされた3は・・・
『ぁぁぁ・・・はっ! 私は何を!? ってあれ!? なんで私縛られてんだ!?』
「フフフ、いい格好だな」
『に、人間!』
「さぁーてと・・・次はどうやっていじめようかな~」
『お、お前・・・S・・・』
「ええそうですよ今日かぎりの特別100%Sモードで行きますよ☆」
『いやぁぁぁぁぁぁぁ』
「やめろ!」
「ん?」
3のS者が来た・・・
「・・・俺達の負けだ」
『守快・・・』
「そうか、じゃあ僕達の勝ちって事だよな?」
「そうなる、だかしかし本当に負けたわけじゃない、殺されたわけでもないからな・・・」
「・・・そうか、まっ殺す気なんてねぇーもん元々!」
『そうです、私もです・・・』
『でもよぉ、それだと「自由」には近づかないんだぞ?』
『そうですけど、私は・・・それよりも平和で颯太と一緒にいるほうがいいですし・・・』
『・・・やっぱ、お前優しいよ・・・だけどその性格のせいで他の女神にも狙われるかもしれないんだぞ?』
『それでもいいです。 それでも私は今のままでいいのです!』
『・・・まっ、それがお前のいいトコかもしんねぇーな! 8・・・』
『なんですか?』
『あ、ありがとな・・・』
『! ・・・・・はい!』
こうして今回の戦いは幕が閉じた。
その後はどうなったかと言うと・・・
壊された家も店も、女神の変態能力で直して、そしてその後、真中さんを一回いじめて、女神は前のように「いじめて~~~~」と言いまくって僕は逃げる・・・
これで前のようにいつもの普通で普通じゃない日常がまたやってくる・・・
◇◆◇◆◇◆◇
あの戦いから一週間が経つ・・・
「ふわぁ~・・・もう朝か・・・」
『颯太ぁーーーーっ!』
「なんだよ女神僕二度寝するんだけど?」
『その前に気持ちい事して?』
「おやすみー」
『ちょっと~私を殴って~いじめて~そうしないと寂しい』
「じゃあ寂しくなりやがれ!!」
『ひーどーいーでもゾクゾクするぅ・・・』
「あれ? 今僕ゾクッとしたんだけど?」
『もう、じゃあ拷問グッズで気持ちよくなってよ』
「僕にとっては気持ち悪いよそれ・・・」
いつも通りの日常に戻り平和な時間がやってくる・・・
最初女神と会った時はうぜぇと思ったけどもうなれました。
慣れた僕の身体が怖いです。
だけど今の僕は、とってもサイコーです。
そうそうそれと「MNNR病」を直す方法は、残念ながら研究者達が「MNNR病」にかかってしまい研究は中断・・・
それで研究者達は一人でも気持ちよくなる方法を考えてるらしい・・・
うわ~もう直す方法はないのか~
あ、でも確か女神がこの世界を元に戻してあげるって言ってたな?
でもそのためには、いじめないといけないのか~
絶対に嫌だね!
やっぱり自分で、なんとかするしかないのか?
まぁ・・・しないよりはいいかぁー・・・
僕の戦いはまだ始まったばかり
これからどんな危険があっても乗り越えてみせる
女神と一緒に・・・
終わり?
【ちょいたし】
戦いが終わったすぐその後の事・・・
天界では・・・
『№8はまだかぁ!?』
『それがですね、帰ってこないという連絡がきたですぅ』
『はぁ!? あいつ「自由」すてるんじゃないのか!?』
『それがですね「自由を捨てる設定無しって事でよろしく」って言ってたですぅ』
『№8めぇ・・・』
『でも№8がとうとうS者を見つけて少し安心したですぅ』
『・・・そうだな、本当の戦いはこれからだ・・・』
『そうですぅ』
【ちょいたし 第一章編 完】
皆さん今までありがとう・・・
そんな訳で、次回は番外編です。
次回の番外編は8/31日に投稿予定!
それでは最後に・・・皆も変態になろうぜ!
【ちょいたし】は8/31日に追加しました。