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前世の記憶4

巫女さんの言葉に私達は、頭が真っ白になった。

昨日まで一緒にいた5人が…もうこの世に居ないなんて…。

直ぐには、受けられなかった…。


「…直ぐには、受けられないわよね」

「巫女さん…、あの5人はどうやって…」

「それは、直接本人から聞きましょう」


そう言うと、巫女さんは立ち上がり御香を焚き上げた。


「少し時間がかかるから待って下さいね。…あなたは今閉じている状態でしょう?ここには私が居るからオープンにしても良いわよ。」

「はい、分かりました。」


私は、閉じてる状態からオープンの状態に切り替えた。


ーッ!


私の目の前には、5人が立って…こちらを見ていました。


「さて、そろそろ始めましょうか」


巫女さんが何か唱えました。


「「え!!」」


「視えない人が視えるようにしたわ。一体何があったか…直接に聞いてみましょうか…」


この旅行のメンバーの中でリーダーだったミカが私達に声をかけてきた。


「…私が…私達が…視えるの?」

「み、視えるよ。ミカ…みんな一体何があったの?」

「今から私達に何があったのか話すね」


ミカが語り出した。

ミカ達に何があったのか…。



あの日、旅館から出て心霊スポットへ話をしながら向かっていた。勿論、あなた達のスマホにもLINEで送った。

調度、折り返しの所で一緒に行っていたメンバーの1人のミキが私を呼び止めた。


「み、ミカ…、ちょっと待って…」

「どうしたの?ミキ…。」

「何か…寒くない??」

「私は寒く無いけど…みんなは?」

「私は寒くないよ」

「私も」

「私も…」

「え、寒いの私だけ?」

「きっと、勘違いだよ。」

「そうかな…」


ミキは、寒いのは勘違いだと思い…みんなと一緒に進んでいました。ここまでで引き返せば良かったと後悔しても遅かった。


どんどん近づいて行くと…ミキが立ち止まりました。

急に立ち止まるもんだから、驚いてミキを見るとガタガタと震えて顔が真っ青になっていました。


「ミキ、どうしたの?」


ミカは、ミキの肩を激しく掴んで揺さぶる。


「ねぇ、ミキたっらぁ~!!」

「…ッ!ミカ…」

「良かった、いったいどうしたの?」

「声が聞こえたの…」

「声…?みんな聞こえた?」

「いや…私は何も…」

「私も聞こえ無かった」

「私も…」


「私は、確かに声が聞こえたの…。腕を見て。さっきから震えが止まらないの。ココは何かあるんじゃないの?…旅館に帰りたい」


こんなに震えるミキをこれ以上先は、連れて行く事は出来ないと判断した私は、ミクに声をかけた。


「ミク、悪いけど…ミキと一緒に先に旅館に帰っててくれる?ミキを1人で帰させる訳にはいかないから」

「分かったわ。ミカ達は行くの?」

「うん。…行くっていっても本当に目の前まで行ったら旅館に帰るよ」

「分かったわ。くれぐれも気を付けて」

「うん、ありがとう」


ミクとミキとわかれた私達は、更に奥へ進んで行きました。



ーここは、とある心霊スポットと言われる館。


『…おやおや、誰かきたようだね…』

『3人の生きた人間のようです』

『おや、おかしいね…最初の報告によると5人と聞いていたけど…』

『2人は、引き返したみたいです』

『へぇ~、どうして?』

『…どうやら、感じるモノが居るようです』

『へぇ~、久しぶりだね~。ここ最近はつまらなかったからね~』

『どうしますか?』

『勿論、遊んで貰うよ』


正体不明のモノたちは、2人の元へ向かった。


『逃がさないよ〜』

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