序章 :ゲームスタート(キャラメイク)
全てが初めてです!
文章書いたことありませんが頑張って書いてみました。
サイトの使い方も分かっておらず、お見苦しい点が多いかと思われますがよろしくお願いします!
『ようこそ…新たなる冒険の世界イリディセント・グランドへ…』
〜Touch Start〜
スマホに見慣れないアプリのアイコンがあったので起動してみた。
「ゲームかな?このアプリ事前登録した覚えがないけど…まぁいっか。」
どうやらゲームのようだ。詳細は書いてないが、タイトル画面から華やかなファンタジー世界といった印象を受ける。RPG系のゲームかな?
(ポチッ)
キャラメイク画面に移り、簡単な設定をする。
名前や性別などの基本となる点以外は後から設定変更ができるようだ。
『名前と性別を入力してください』
僕は天川遥人、十九歳。これといってやりたい事がないので高校を卒業してフリーターとして生活している。
実家暮らしなので、給料の一部を生活費として家に入れている。
現在、深夜二時。明日は食品スーパーのアルバイトで朝六時からの出勤だが、元々ゲーム好きの性格なので、謎のアプリが気になってしまい始めてしまった…
「『ハルト』でいいか。」
ゲームで実名をキャラ名にすることは普段あまりないが、今回は直感だけで決めた。変な名前にして後から変更出来ないしカタカナならいいかと。この2つの他の設定項目はない。
「あれ?アバターとかは設定できないのか。」
少し疑問になりながら確定して次に進む。
『ここは剣と魔法主体の世界。様々な経験をして是非とも楽しんで頂ければ。この世界を旅するにあたって、貴方だけに特別な恩恵を差し上げますので次の三つから一つだけ選んで確定ボタンを押してください。』
○ 何者にも負けない強さ
○ 誰よりも賢い頭脳
○ 金と権力による支配
○ 自ら切り開く道
「何これ?選択肢三つじゃなくて四つじゃん。」
運営の誤字だろうと画面にツッコミを入れつつ最後の『自ら切り開く道』を選んで確定ボタンを押してみる。
他の三つはステータス上昇や所持金アップだろうなと推測した。どうせならスタンダードな状態から育ててみたいという気持ちからこの選択に至った。
画面が真っ暗に暗転し、中央に一筋の光が差し込んだ。
やがてその光が大きくなり、自然豊かな草原が現れた。
横画面の美麗グラフィック王道スマホゲームで、オープンフィールドを自由に動けるようだ。
中央には自分のアバターがいるのだが、自分自身にそっくりなアバターがいる。
「キャラメイクしてないのに主人公のキャラデザが僕そっくりだ…」
まるっきりとは言わないが、もし自分がファンタジー世界にいたらこんな感じだろうと言った具合だ。
明るめの茶髪で無造作ヘア、色白であどけない感じの顔立ちだ。
チュートリアルを進めようと思ったが、時間も時間なのでメニューを開いてステータスだけ見て寝ようと思っていた。
ハルト (男) Lv : 1 (冒険者)
HP 10,000/10,000
MP 10,000/10,000
SP 10,000/10,000
魔法 ▶︎
スキル▶︎
「初期から何だか数字が高いな?それにしてもSPってなんだろう。スキルポイントの事かな?って、早く寝ないと明日のバイト遅刻しちゃう!!」
魔法やスキルのコマンドは寝ないと不味いという焦りもあったので次に開いたときに確認する事にして床に就いた。
『ドンドンドンドンッッ!!』
『お兄ちゃん、起きないと遅刻するよぉー!!!』
けたたましくドアを叩いてきたのは妹の夏那だった。
彼女は高校二年生の十七歳。部活の朝練がある為僕よりいつも早く起きているので、バイトが早番の時は起こしてもらうのが定番となっていた。
「ふぁぁ…おはよう、起きた起きた。ありがとう」
寝ぼけ眼を擦りながら布団から出てドアを開けると夏那が頬を膨らせて立っていた。
「いつも起こせるワケじゃないんだから自分で起きる努力してよね!早く顔洗って準備しなさい!」
妹なのにまるで母親のようだった。かく言う母親は早朝という事もありスヤスヤとベッドで寝ているようだった。
「ヤバい!五時半だ…遅刻寸前!!!」
バイト先まで自転車で約十分の距離なので急いで身支度を整える。速攻で着替えて顔を洗い出がけにシリアルバーを朝食代わりに頬張った。
「お兄ちゃん、行くよー!」
妹もほぼ同じタイミングで家を出るので玄関から催促された。妹は時間に余裕を持っている為、一緒に家を出るときの戸締りはいつも任せている。
寝坊助の兄を気遣ってくれる少しだけツンデレ要素の入った妹であった。
「夏那、戸締りサンキューなっ!行ってきます!!」
自転車に跨り、颯爽とバイト先に向かう。
ハズだった…
『ドガシャァァァァン!!!』
僕の自転車に猛スピードで走ってきたワゴン車が突っ込んできた。
玄関開けたら二秒で事故…
何処かで聞いた事がある様なフレーズが当て嵌るタイミングでの交通事故だ。
「キャーーーーーッッ!!おにいちゃんんん!!!!」
意識が朦朧としてきたところに妹の叫び声が聞こえる
「あれ…?どうして…こうなった…?」
そして目の前が真っ暗になった。




