両院総会では、党員も世間も納得しないだろう
総理の映像を見て、黄疸が出てるんじゃないか?と思っていたところに、辞任の速報が出た。身内の話で恐縮だが、肺炎で黄疸が出たあと一瞬元気になったが、その後急速に悪化して亡くなった。体が病気と闘っているときは弱くなるが、体があきらめたとき、元気になるものだ。
辞意を表明したということは、遠からず入院するのではないだろうか。入院してしまっては、さすがに総理は続けられない。ただ、総理の席がすぐに空白になるということでなければ、総裁選を急ぐ必要はない。急ぐ状況なら、そこまで引っ張った責任が問われかねない。
両院総会で、総理を決めてしまったんでは、今後の政権運営が困難になるだろう。ストーリーとしては、党員投票によって票が割れ、最終的に意中の人物が成るというものではないだろうか。
口の悪い副総理が成っても、コロナ対策に民衆が協力するとは思えない。大阪にしても、北海道にしてもこの人のためなら我慢するかという空気がある。
現総理の逆、つまり誠実さ、説明力、野党に対する忍耐力、これらがなければ大衆の支持は得られないだろう。党の総裁ということであれば、党員でないものが口出しすることではないかもしれないが、総理大臣を決めるということなら、全ての国民が声を上げていいと思う。
ただ、入院を理由に悪行と思われている疑惑の数々から逃げ回ることのないように願う限りである。