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◎UFOとは何なのか? 〇UFOに搭乗する生命体の正体と、人類の未来への可能性

作者: 藤雅

◎UFOとは何なのか?

〇UFOに搭乗する生命体の正体と、人類の未来への可能性の考察

〇タイムトラベルによる無限ループ進化

〇ユングの集合的無意識にみる人類の未来


アメリカ空軍が撮影したUFOを本物と認定した。

UFOとは一体何なのであろうか?


仮に地球外生物の乗り物だとすると…

どれだけ遠くから来ているのだろうか?

それとも我々地球人が認識していないだけで実は月の裏側とか火星と案外近くにいるのだろうか。

そうでなく太陽系外、もしくは他の銀河系から来たとするとその乗り物は途方もない速度を出力できると仮定できる。


どちらであるとしても我々地球人よりも高度なテクノロジーを有していることは間違いない。


アインシュタインによれば物質は光速に近づけば近づくほどその質量を増していくという。

つまり光速に近づくほど強大な出力を持った発動機関とそれを動かすエネルギーが必要となるわけだ。加えてそれをコントロールする技術…


超高速で障害物をよけて推進する…

いくら宇宙が広大とはいえそんなことが可能なのだろうか。


すると可能性として浮上するのがワープ航行。

空間を歪めての航行だ。

…テクノロジーの度合いがさらに高まりもはやSFの世界だ。


ここまでの仮説でもUFOに搭乗している生命体のテクノロジーが途方もなく高いことは容易に想像ができる。


とすると次に…

そんなに高度なテクノロジーを持った生命体が何のために地球に来ているのか?

という疑問がわいてくる。


そして

そんなに高いテクノロジーを持っているのになぜ我々の目に映るような形で現れるのか?

といった疑問も同時に浮かんでくる。

高いテクノロジーを持っているがゆえにどんな攻撃や追撃も無力だと考えているにしても姿をさらすことへの意味合いに疑問が生じる。


そもそもそんなに高いテクノロジーを持った生命体がより低次のテクノロジーしか持たない生命体に何の用があるというのだろうか?

疑問は尽きない。


地球に彼らの必要とする物質があるとでも言うのだろうか?

そしてそれは地球人にとっては無尽蔵もしくは認識されていないようなものなのであろうか?

ここにも疑問が生じる。


例えばもっと思考的な部分での観察と考えた場合どうなるだろうか?

これもやはり、わざわざ地球にまできて得られるものがあるとは考えにくい。

とは言うものの彼らの欲するものなど物質的なものであれ思考的なものであれ想像すらできないのであるが。


しかし彼らは私が知る範囲で確信と証拠をもって証明される形では、積極的な接触や攻撃、搾取をしていない。

だとすれば途方もないテクノロジーを駆使して地球に来る意義は?

単なる観光?


ここで一つの仮説を立ててみる。


UFOに搭乗している生命体は地球外生物でなく超未来人であるという仮説だ。

この説であれば

①彼らが積極的に人類に接触しないことに説明がつく。なぜなら過去に介入することで起きるタイムパラドックスを回避しなければならないから。


②この説であれば彼らの目的が観光、もしくは学術的な研究対象としての過去の観察といった意味合いとして捉えることが可能だ。


そしてこの説であった場合

地球の未来は単一国家もしくはすべての意識が統一された世界となっている。

その為戦争や諍いはない世界となっている。

事が予測できる。


なぜなら過去に遡及できると仮定した時、複数の利害が存在する場合、それぞれの利益のために都合よく過去が編纂される可能性があるからである。


こう言ったことがすでに起きているとしても我々は感知できないことが予測され当然知る由もない。


また既に未来のテクノロジーが何らかの形で我々にもたらされているとしても感知できないであろう。

だが時に今までになかったような発見や製品が突然発見、開発され我々の生活が一変することは現実にある。

UFOの搭乗者は研究対象として過去の地球を訪れているのではないだろうか。


彼らが遥か未来から地球を訪れている我々と同じ人類であるとすれば、彼らが現実に存在する時間軸は4億年を超えることは地球上に存在することを前提とすれば不可能である。


なぜなら4億年先の地球は太陽の赤色矮星への移行による異常燃焼で住める環境にはないはずだからである。


そこから仮説を形成していくと彼らの目的が垣間見える。


高度なテクノロジーを持った遥か彼方の人類はタイムトラベルのテクノロジーを手に入れることで人類の進化の無限リープを画策し密かにそのテクノロジーを過去に落とし込んでいるのではないだろうか?


こうすることによって彼らの存在する時点でのテクノロジーは更に短時間にそして更に高度な成果物を生み出す結果となるわけである。


つまり仮に1000年後の人類が手に入れたテクノロジーを1000年前の人類にそれとなく受け渡すことによってその先の1000年間は通常進化よりも早く革新的な技術をもって進行していく。

結果1000年後のテクノロジーは当初の進化よりもより高度な成果物を生み出す可能性が高くなるのである。


タイムトラベルのテクノロジーを手に入れた段階で人類は無限の進化を遂げる可能性を手に入れるのである。

なぜなら無限に時間を使えるのであるから。

同様の動作を繰り返すことによって地球としての最終的な終焉の形に変化が生じるはずであるしそれが彼らの目的なのではないか。


と、ここで再び疑問が生じる。

タイムトラベルのテクノロジーを持つ人類であれば太陽の消滅など物ともすることなく地球外に脱出できるのではないか?という。


確かにそれだけの高度なテクノロジーがあれば手間暇をかけずに新たな母星に向かうことも可能だろう。


ではなぜ?


もしかしたら母なる母星へのノスイタルジーが彼らの原動力になっているのではないか?

そしてそれは母なる母星を捨てた未来の後に残った消失感を取り戻すための回帰であったとしたら…


私には幼少期から高熱を出すと繰り返し見る夢がある。

高熱にうなされる私は両手を上にあげる。

そして「地球を何とかしなければいけない…この手を離したら地球が落ちてしまう。地球を移動できる推進力を作って移動させなければいけない…」

と、うなされるのである。

それはまるでギリシャ神話のアトラスのような。


ユングは集合的無意識の中で人類に共通して存在する記憶、認識の存在を指摘した。

それらは世界各地の怪物退治の逸話や神話に驚くほど類似性を持たせている。

そう言った深層心理のエリアにまで思いをはせた時ひとつの可能性が見えてくる。

ユングの集合的無意識はブロック宇宙論、つまり宇宙が誕生したビッグバンから収束されるビッグランチまで全てが同時に存在するといった最新の宇宙論とリンクするのではないかと考える。仏法における三世の法もまた最新宇宙論とリンクしており興味深い。


つまりブロック宇宙論が成立するとすればそれは内的空間に他ならないのである。

なぜなら現に存在しているので在ればそれは確実に観測されなければならないのである。


しかしながら現在までにそういった観測は為されていない。


ここから仮説形成するに無意識の領域もまた過去現在未来を内在しているはずなのである。


そして、地球を訪れる未確認飛行物体の搭乗者が遥か未来の人類であったと仮定した時、

彼らの目的は「母なる地球」を太陽系消滅後にも存続させるための時空を超えた壮大なプロジェクトなのではないかと…


巨大な母星をそのままに新たな恒星系に運ぶための推進力、環境維持のテクノロジーを手に入れるための…


そう仮説を立てると前述の

なぜ彼らは我々に敢えて姿を見せるのか?

という疑問にある一定の回答を導き出すことが出来る。


彼らは私たち人類に、人類の可能性を示唆しているのだと。

あらゆる仮説を形成し未来への扉を開けと‥

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