第四話 ひどいわ〜〜
(この話は第三話と続きを芽衣視点で書いたものです)
「え・・・・・・・」
この時私は鎖月の言った事を信じられなかった。
なぜ鎖月が私の気持ち知ってるの?なんで私だけしか知らないのに・・・・・何で・・・・・。
「あははは・・・・・・冗談ですよ・・・・兄弟なんだからありえませんよね・・・・」
私はやけにこの言葉に傷ついた「兄弟なんだから・・・」って・・・・。
下手にこの会話を鎖月がソウちゃんに話したら・・・嫌われるか話すらしてくれないかもしれない・・・・ここは正直に言ってこの恋を応援してもらった方がいいのかもしれない。
「いいわ、本当のこと教えてあげるわよ・・・・・私はソウちゃんの事が一人の男性として好きよ」
「へ・・・・・」
鎖月は信じられないような顔をして。
「嘘ですよね・・・・だって貴方達兄弟ですよその事分かってますか?」
「いいわ貴方に本当の事教えてあげる、私とソウちゃんは血は繋がってないの」
「え・・・・・う、嘘ですよね」
「本当よ」
「そ、その事はソウ知ってるんですか?」
「うん」
「それでその事を教えたって事は俺にその「恋を応援しろ〜〜」っとか言うんですよね」
おおさすがソウちゃんの友達だよく分かってる。
「おお、よく分かってるわねそのとうりよ、私の恋を応援しなさい、それでソウちゃんには絶対言わないでよね」
「も、もし言ったら・・・・・?」
「本気で殺す・・・・・・・・」
その時の鎖月はかなり汗を出していた。
「はい絶対にいいません」
(絶対に言うかよ・・・・死にたくねえから・・・・・・)
「そう、それでいいの、私はソウちゃんと寝るからお休み〜〜〜」
ソウちゃんと同じ布団で寝よ〜〜〜久しぶりだな〜〜〜。
明るい芽衣でした・・・・・・。
「あ、鎖月一つ聞きたかったんだけど、鎖月とソウちゃんってどうして友達になったの?」
これは私がずーっと疑問に思っていた事だ、ソウちゃんは「いつの間にかなってた」とか適当な事しか言わないし。
「あーそんなの簡単ですよ、俺はね中学の頃はバスケで人に絶対負けない自身があったんですよ・・・・まあ周りの連中のレベルが低かったんですけどね・・・・俺口も悪かったし周りから孤立してたんですよ、そんな時にソウと屋上で会って、ソウも友達はいたんですけど皆ほとんどの話題が芽衣さんで俺と同じように本当の友達と呼べる人はいなかったんですよ、それで俺たちは話が合って友達になってたんですよ」
「へえ〜初めて知ったわ、確かソウがバスケをやり始めたのは貴方と友達になった頃からじゃなかったっけ?」
「そうですよ、俺が一応ソウにバスケおしえたんですよ・・・・すぐにあいつに抜かされちゃいましたけど・・・アハハハ」
「やっぱりソウちゃんはすごかったのね・・・まあいいわ私ねるからお休み〜〜〜」
その後私は今重大な事に悩んでいます・・・・・・・。
今ソウちゃんが布団で無防備な姿でぐっすり寝ています・・・いつもの私ならすぐキスするんだけど・・・今ここは鎖月の家・・・もし鎖月が入ってきたら大変な事になる・・・・どうしよ・・・。
1、ばれてもいいからキスをする。
2、鎖月に部屋に入ってきたら殺すと脅してからキスをする。
3、今日一日は頑張って我慢する。
さあその三択どうしよ・・・3は多分むりだ・・・・。
やっぱり2かなうん2だ、2しかない、いやでも・・逆にそういうと怪しまれるかもしれない・・・・。
芽衣が悩み初めてからだいたい三時間経っていますよってただいまの時間深夜の四時です・・・・当然のことながら鎖月はすでに寝てるけど、芽衣は気づいていません。
「う〜〜〜〜んどうしよう」
太陽が出てきました〜〜〜〜〜もちろん芽衣はきずいていません・・・。
現在七時・・・・そろそろ相馬が起きる時間。
「うん・・・・姉さんおはよう」
とうとう相馬が起きました〜〜〜。
その夜芽衣は一人で泣きましたとさ・・・・チャンチャン。
「ひどいわ〜〜〜〜〜〜」
最後の方はちょっとふざけて書いちゃいました・・・・・すいません、本当にすいません。