勇者召喚
今回は、クラスメイト側の話です
高北 大樹達は落石に潰される寸前に眩しい閃光が起こった
「あれ、ここは一体どこだ」
一番最初に起きた大樹は、気がつくと聖職者の格好をした人に囲まれた台座の様な物の上にいることに気がついた
「何だこれは、一体どうなっている俺達は落石に巻き込まれたはずしゃ。いや、いまはそんなことよりもクラスの皆だ、
真守朱音クラスの皆、起きろ俺達全く知らない場所にいるぞ」
大樹が、必死にクラスに起きろと呼びかけるとようやく気がついた
「大樹か、ここは一体何処なんだどうなっちまってる」
いち早く目が冷めた真守が周りを見、大樹に現状どうなってか、聞くがわからじまいだった
「いや、俺にも分からん個々が一体何処で何故俺達はこんな状況なんかどうやって落石から逃げ切れたかもだ」
『そうか……」
「う……ん…あれ、真守、ここは?どうして真守が私を起こしているの?」
ゆっくりと状態を起こしながら凛が目を覚ました
「おー、起きたか凛それが今大変な状況なんだ気がついたらこの台座の上にいてなそれで」
「落ち着きなさい、真守焦っていては、わかるものも分からないは最初から説明してちょうだい」
「すまない、少し焦っていた、しかしてわかるものがないかと言われてもな、俺の分かることなんて周りを見ればすぐわかるいつの間にかここにいた、俺もついさっき大樹に起こされたんだからな。それに周りにいる神官の格好してる奴らはさっきから動く気配が無いしな」
真守は警戒をしながらもう一度周りを見渡すと、台座から一歩外に出たが、とくに何も起きなかった
「どうやら、台座からは出ても問題はなさそうだな」
凛も、降りてこいよと言おうとしたが言う前に今まで動くことの無かった神官達が一斉に動き出し真守の前に跪いた
「ようやく、勇者様我らがヨトゥンヘイム王国へ、さあ王がお待ちですよ」
真ん中で、跪いていた神官が立ち上がり、まるで神を見るような目で真守を見て言った
勇者だと、一体どう言う事だ、これではまるで異世界召喚ではないか
何故、真守が異世界召喚と言う知識があるかと言うと実は真守は隠れオタである、この事実を知るのはまず真守以外には誰もいないが
「待ってくれ、まだ台座の上にクラスの皆がいるんだ」
真守がクラスの皆を確認するため台座を見るとそこには何もなくだだただ綺麗に整備されている台座があった
「あれ?皆は大樹、朱音、凛クラスの皆どうしてだ、どうして誰もいないんだ」
驚き先程まで台座の上で一緒にいたはずのクラス全員の名前を呟きながら台座に近づき触ろうとすると
バチッ
「……っ」
真守の手に電流が走り台座わ触る前に何かに阻まれた
「お気おつけください勇者様、その台座は触ることができない結界が張られております」
「なっ、そんなのおかしいじゃないか、俺はあの台座から降りてきたんだぞ」
「そう言われましても、この結界は勇者様を守る結界でありまして、勇者様が全員台座より降りれば消えます」
そっか、こっちに来れば皆助かるのかなら良かった
「みんな、聞こえてるか早くその台座から降りるんだ」
真守は見えない、台座の上にいるはずクラスメイトに必死に声をかける
その光景を見ている凛は不思議僧に見ているだけだった。中からは外の様子は見えるだけで声や音などは全く聞こえないのだ
「一体何をしているの真守は、何も聞こえないわよ」
凛は先程から台座の外で起きてい状況を面白おかしく見ていたのだ
「おい、そっちの様子はどうだ」
倒れている生徒を起こしながら大樹は真守に外状況を聞くが
「・・・・・・・・」
喋っているようには見えるが全く聞こえないのだ
「ふざけている場合か、どうなっているんだ」
流石に、こんな状況でふさげている様に見えた事に怒った大樹は台座の外に出ると
「皆早くそこから出るんだ」
聞こえていなかったはずの真守の声が聞こえ始めた
「どう言う事だ、何故さっきまで喋らなかったんだ、真守」
いきなり喋りだした事におかしいしと思い真守に聞くが
「大樹か、他のクラスの皆はなんで出てこないんださっきから呼びかけてるのに」
「何を言ってる、俺が台座を出るまで一言も喋らなかったじゃないか」
ふと、大樹も台座に振り向く誰もいないことに気づいた
「なんで、誰もいないんだ」
「こっちからじゃ台座のなかは、見えないんだ入ることできない」
「何を言ってるんだ真守おかしな事を言うなよそんなわけ」
大樹が信じまいと台座に触れようとが
バチッ
触ることなどできなかった
「分かったか、皆を出すには方法としては自力で出てもらうしかないんだ」
「んな、アホな」
その後、聞こえもしない声を出し早く出ろと言うがクラスメイト全員が起きて全員出るには一時間以上かかった
感想など誤字脱字ありましたらお願いします