表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩集

お別れ

作者: 愛松森

  どこへ行くの 少年は言う


 「君の知らないところ」 私は答える


  何しに行くの 少年は言う


 「お別れしに行くの」 私は答える


  誰とお別れするの 少年は言う

 

 「みんなと」 私は答える


  付いて行っていい? 少年は言う


 「君はダメ」 私は答える


  いつ帰ってくるの 少年は言う


 「君がおじいちゃんになったら、迎えにいくよ」 私は答える


 私は少年に背を向ける

 私は振り返らない

 私は飛び立った

 天高く 舞い上がった

 夜空まで 星まで 飛んだ

 

 私は星となった

 君を照らす星に

 

 

 

 


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  おはようございますm(__)m。タケノコです☆。  今作を拝読しました。美しい! ビューティフルです! なんという美しさでしょう! 素晴らしい作品をありがとうございますm(__)m。感…
[一言] 少年は言う すべて画一的に表されています。 違う表現に置き換えれば動きが出る。 距離感が出る。 感情がこもると思います。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ