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最終決戦!

闇がうごめく魔王城

その最深部で勇者一行は魔王との最終決戦に挑んでいた



「くそっ!いくら攻撃しても傷ひとつ付きゃしねーじゃねーか!」


鎧を身にまとった騎士の男が悔しそうに叫ぶ


「今回復します!ヒールっ!」


修道服を着た少女が傷を負った仲間に回復魔法をかける


「ここはワシが!氷針魔法『ブリザードニードル』!」


ローブをまとった老人が氷の刺を放つ




「…みんな。」


俺は聖剣『キスタスシャイン』を握りしめ魔王と対峙する



「愚かな人間どもよ、我が覇道の礎となれ!」


老人の放った氷の刺を片手で弾くと魔王は邪悪なオーラを身にまとう


「くらえっ!『ダークネスウェイブ』!」



「やられるか!『ライトニングスラーッシュ』!」


俺は聖剣を振りかぶり魔王に突っ込む



………


……










…あれ


ここは?



気がつくと俺は真っ白な世界にいた

魔王との戦いで俺は最後の力を振り絞り必殺技をはなった


そこまでは覚えているのだがその後どうなったのだろうか…



まさか負けて俺は死んでしまったのか!?






『あ、おつかれっした』


突然頭の中に誰かの声が響く


『いやー、なかなかいい戦いっぷりっしたよ』



だれだ!


そう声に出そうとしたがうまく喋ることができない



『にしても惜しかったっすねー、もう少しで勝ってたんすよ?あれ』



くそっ!やっぱり俺は負けたのか…


じゃあ仲間たちは?仲間たちはどうなったんだ!?


『お仲間さんなら一応みんな無事っすよ』



声の主は俺の心を読んだのかそう答える



『君の最後の攻撃、魔王を倒すまではいかなかったっすけど瀕死状態にしましたからね』



よかった…

みんなが無事でいてくれたことに俺は目頭が熱くなるのを感じる



『それでこの後のことなんすけど…』

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