帰郷98
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「という事で、私達はRLの生息地を叩きます」
「「「はい!!!!」」」
前線基地の格納庫は、今やリミィのクローンの場所として乗っ取られている。
「分かっていると思うけど、RLは基地を乗っ取ってそこを住処にしているわ。それは「保護」した者達の証言で確定している」
「「「はい!!!!」」」
「リナ……」
「うん……」
激励という名の口裏合わせに、リナ達は眉をひそめる。
フアニの襲撃は、リミィのクローンとRLHもどきの活躍により、瞬く間に鎮圧され、その後は、
「お仕置きにしに行かないとね」
その言葉を皮切りに、鮭が皮を逆流するように、RLHもどき達が掘られた穴を駆け抜けると、そこには、作戦が失敗した事に気付いていない、RLに「捕らわれた」他の鳥かごの出身者がいた。
「他の鳥かごの地域とは言え、今回はこちらに危害を加えられている。司令官には、向こうの鳥かごに連絡をするようにと伝えているけど、RLの襲撃で受けた被害のせいで、しばらくは時間が掛かるとのこと」
「「「はい!!!!」」」
そんなのは嘘だというのは、襲撃して来たRLを迎撃した、RLHもどきが良く知っている。
「これは急を要する、支配された基地を奪還出来無い場合は基地を破壊、そして……」
そこでリミィのクローンは不敵な笑みを浮かべ……
「洗脳された人間がいたら、可哀想だけど始末する事を許可する」
「「「はい!!!!」」」
「「「…………」」」
それは、リミィのクローンにとっては一番楽しい事なのかもしれない。
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「自分達はどうするんスか?」
リミィのクローンの、向こうの人間を始末する宣言に、ミィオ達が返事をする事は無かった。
彼女達にとっては、それは何時の日か訪れる時が来たという話で、心躍っているのかもしれないが……
「リディさん、行くのは私とあなただけじゃダメなんですか?」
地上側のシュライトは、鳥かごの派閥争いというのは感じていたが、殺し合いにまで発展するとは思っていなかったらしく、そんな事に巻き込まれるのは、大人である自分達だけで良いのでは?と進言する。




