表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/86

帰郷79

________



「特殊部隊は、どれほど出ている?」



「約30%程で、スクランブル部隊は全員出ています。緊急招集は掛けてあります」



「ありがとう……」



指令室に来た司令官は、送られてくるデータに目を通しながら、いつか来ると思っていた日が、ついに来たかと目を細める。



一度は壊滅したフアニ……その光景を目にしている。



見た事も無いRLの側で、身体中を穴だらけにしながらも、戦い抜いた人達の遺体を目に焼き付けている……そして、その光景に……感動した事を今でも覚えている。



未知の敵に立ち向かった者達……自分だけ生き延びようとすれば出来たはずなのに、それでも自分の命を賭して護る事を選んだ。



自分が死ぬ事によって、みんなを護れると覚悟を決めて戦ったのだ。



(命を懸けて戦った戦士は、それ相応の報酬を受け取らなければならない……)



戦い抜いた者達を、クローンとして生み出したのはRLHの量産の為……という風に考えている者もいるが、自分としては生き返って欲しかった。



自分達が命を懸けたその先が、どうなったかを見て欲しかった。



住む人が変わってしまっているが、それでも新しい息吹が根付いている……命を懸けて戦った意味があったという事を伝えたかった。



そしてRLHクローン計画に協力して、古の戦士達を蘇らせたのだが……別人であった、過去の記憶があるかの検査をしたが、誰一人覚えていなかった。



それは自分にとっては残念な話であったが、彼等、彼女等はRLHの「力」は受け継いでいた。



新しい息吹に、新たに生まれた者達……もしかしたら、これも運命の導きなのかもと、新たなフアニの新たな守護者として、迎え入れた。



「覚悟しろRL……お前達が相手にするのは、このフアニを護った者達の後継者だ」



当時とは違う、戦う為の準都市、そこに土足で入り込んだ事を後悔させる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ