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帰郷45

「件の火内を探すのは当たり前だが、その前にフアニに寄る。確認になりますが、フアニにはもう話は言っているという事で?」



「はい、連絡を取ってあります。フアニからの補給も受けられますし、そこを拠点にして活動する事も出来ます」



「フアニから補給?拠点?どういう事ですかリディさん、フアニは……」



美優には、リディとシュライトの簡単な会話が頭に入って来ない。



フアニに連絡をして、そこで補給を受ける……廃墟と化したフアニで、なぜそんな事が出来るのかと疑問に思うのは当たり前の話なだが、



「それに付いて何だけどね……フアニに住んでたアナタ達にはショックかもしれないけど、沢山の人がRLによって殺された後、フアニは複合型の軍事施設になってるの」



「複合型の軍事施設……?なんでそんな事を?あそこは沢山の人が死んで、あそこは……」



「……そのままモニュメントにするには、あまりにもインフラが整っていた場所です」



「…………」



村や町が滅ぼされたのなら、そこを墓場と言う名の放置も出来もするがフアニは準都市。



確かに人間は沢山殺されたが、施設に甚大な被害は出ておらず、そのまま破棄するには余りにも勿体無い状態であった。



「これに付いてはアタシも知らなった……調べようともしなかった」



リディの中でも、フアニは崩壊して放置された……と思い込んでいた。



自分がした事への罪悪感から、フアニは滅びそのまま放置されたと想像して、それ以上の事を知ろうとはしなかった。



「よくよく考えれば分かる事だったんだ。準都市が滅んだからといって破棄される訳が無いと……インフラも整っているし、周りの環境……道路も周辺の町もあるのだから、例えRLに奪われても奪還作戦を立てる程に、役に立つ場所だ」



「だったら準都市を立て直して、そこでみんなでもう一度済めば……」



「こんな事を言ったら怒るかもしれにけど……選択としては、それも出来たと思うの……でも、準都市を丸々軍事施設や研究施設に置き換える事が出来るとなったら、それを嬉々として行う人がいたの……だって人を追い出すんじゃんくて、やむを得ない事情があるという形で立ち退きをさせる事が出来るから……」



「そう……ッスね……」



ミィオの記憶の中にもある、準都市から出て行く際、誰も文句を言う事無く、早急に安全な地を手配してくれる事に感謝していた事を。

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