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帰郷40

格納庫へと戻るとリディは早々にパワードスーツを脱ぎ捨て、



「美優、ミィオ、映像を送ってくれ」



「映像スか」



「了解」



二人から映像のデータが送られると、自分のパワードスーツからメモリーデータを引き抜く。



「美優は一回休んでくれ。ミィオは、そのまま待機、リナはシュライトさんの所に行ってくれ」



「「「了解」」」



それだけを言い残すと、リディは早々に格納庫を後にする。



『カシュンッ……』



「さてと……シュライトさん」



『了解、発進ですね』



自分の部屋に戻ったリディは、シュライトに大型トレーラーの運転を頼むと、部屋が動くのを感じる。



「……こっちはこっちの仕事をするか」



二人に送って貰ったデータと先に抜いておいたリナの映像、この三つを見比べる。



三人の映像は同じ荒野を映し、同じ場所を映しているだけで何ら違いはないのだが、



「そこにいたのか……」



リディは、その映像から見えない敵を見付けた。



「全員に通達する。会議室に至急集まってくれ、敵に付いて少し分かった事がある」



席から立ち上がって館内放送を付けてから部屋から出ると、目と鼻の先の会議室に入ると、



「敵が分かったんですか?」



「まぁな、シュライトさん。このポイントまで一回行きましょう」



「了解」



リナの質問を軽く流しながら、取り敢えずこの場から離れる。



「あの何が……」



「話は、みんな来てからだ」



話を聞こうとする凛を制して二人が来るのを待つ。



「お待たせしました」



しばらくして休憩に入っていた美優が来て、



「お待たせッス」



パワージャケットを脱ぐのに時間が掛かったミィオと、全員が揃ううと、



「それじゃ、リナとミィオが反応した敵に付いて話をしよう」



運転席のモニターとは違う、会議用のモニターに先程の映像、三人の視点の映像が映し出される。



「……どれも一緒ですか?」



「そうッスよね?」



立ち位置が多少違うから、多少は見える範囲が違うが大まかな所は一緒であり、何か特筆するような違いは無いが、



「そういう事ですか」



「分かったろ美優、他のみんなには、こうすれば分かりやすいな」



「……あっ」



リディがレーザーポインターで各々の視点の中心に赤い点を映すと、美優の視点は真っ直ぐと地平を見ているのだが、二人の視点は少し下の地面を見ている。

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