第6話 優参戦
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小「さあ、どうするかな。取り合えず敵を探して倒してレベルを上げよう」
そう言うと、目の前の草がガサガサと揺れた。
小「あ?なんだ?」
そう言うと草の中からスライムが出てきた。
小「おお、これはゲームで有名なスライムじゃん。これなら俺でも倒せそうだな。う~ん、取り合えず魔法を撃ってみよう」
そうすると杖から魔方陣が出てきた。
小「スゲー。このまま倒したろ。いくぞ~、ファイア!」
杖から炎が出たと思ったらボスンと鈍い音がなった。
小「あ、あれ?も、もう一度。ファ、ファイア!」
だか、またボスンと鈍い音がなった。
小「……………これってマズイ?」
そう言うとスライムがとんできた。
小「ちょ、たんま、ましでごめんて、ギャ、ギャァァァァァ」
そうして、初めての戦いが終わった。
小「うう、死にかけた。でもなんで出ないんだ?ステータスを見てみるか。え~っと MP.0……?はい?なんで?レベルが足りないのか?………ん?そこの草が揺れなかったか?あれ、これ前に見た展開だな」
そうするとまたスライムが出てきた。
小「\(^o^)/オワタ」
また俺目掛けてとんできた。
小「またかよ、これでもくらえ」
俺は杖を振った。そしたらスライムに当たったのだ。そうするとスライムは、灰になって消えた。
小「やっやった~。やっつけたぞ~!。ん?レベルUP?」
モニターにレベルが上がりました、と出てきた。
小「おお~、新たな魔法が使えるみたいだな。え~っと、………インフェルノ?あれ?インフェルノって上級魔法じゃないの?」
咲『イ、インフェルノ?!見てないうちにどんだけ敵倒したの?』
小「いや、1体」
咲『さてはお前チート使ったな!』
小「いや、使ってない。てか、使い方分からん」
咲『マジか』
小「そういや優は?」
咲『優?ああ友達ね。今寝てるよ』
小「(ゲス顔)」
咲『どうしたの?そんなゲス顔して』
小「なあ、優は寝てるんだよな」
咲『うん』
小「じゃあ、テレビに向かって投げてくれ」
咲『え?でも、テレビが……』
小「大丈夫だ。信じろ」
咲『分かったわ。それ!』
そうすると優はテレビに吸い込まれる様に入っていった。
優「ん?あ?なんで落ちてんだ?!ちょ、誰か助けて~」
ドスンと鈍い音がなった。
優「うう、痛、くない?」
小「まあゲームの世界だしな」
優「え、なんで俺、ゲームの中にいるの?」
小「咲希に投げ入れてもらった」
優「マジかよ」
小「取り合えず役職を決めとけ」
優「そう、だな。で、何がいいんだ?」
小「俺は魔法使いにしたけど……何でもいいんじゃないか?」
優「う~ん、まあ、ここは剣士だろ」
そう優が剣士を押した瞬間光り出した。
小、優「「まぶし」」
光りがおさまった。
小「おお、似合ってるやん。女剣士に見えるけど」
優「お前も魔女に見えるよ。てか似合ってるってなに」
小「自分の服見ろ」
優「お~、服が変わってる。スゲー」
そうして、新たな旅メンバーが加わった。
読んでいただきありがとうございます。あれ?なんか忘れてる?気のせいか。