第2話 巫女になる?
中休み
今は中休みである。この学校は、休み時間や弁当を食べる時に屋上に行っていいのだ。そして、今屋上の真ん中で立たされている。
「あの~これは?」
「ああごめんなさいね急に呼んで」
この人は学級委員会長の石神桃。理沙とほぼ同じ位頭がいい人だ。あれ、俺の周り天才しかいない?まあ、そんなことはいいとして何で俺を呼んだのだろう。
「あの~すみません何で俺を呼んだのでしょう?」
「ん、ああ君を呼んだのはを巫女に興味無いかなって思って」
「え、巫女って寺とか神社によくいる?」
「そうよ」
「え、でも俺男っすよ」
「いいじゃない、別に、貴方女の子っぽいし」
「いや、でもバレたら終わりじゃ」
「バレないわよ別にだって、女の子よりもキレイな爪、そして透き通るような水色の目、サラサラの長い髪、どうみても女の子よ」
「いや、よく言われますけど」
「まあそう言うことだから、考えておいて」
「ほい」
「返事ははいよ。いいえと言ったら分かってるわよね(殺意)」
「ヒイ」
そんな会話が終わり中休みの終わりの鐘が鳴った。
三時間目
三時間目は家庭科だ。そして今回は調理実習だ。つくるものは、クレープだ。みんなやったーと言っていたが俺は乗り気ではなかった。何故なら、
「小鈴のクレープは私が食べるんだぜ」
「いいや私が食べるわ」
「あら、私を忘れちゃ困るね」
そう、理沙と咲くと桃が俺のクレープを奪い合っているのだ。何故かって?俺はお菓子作りが趣味でよくお菓子を作っていた。だけど一人で食べるのは、流石に太ると思い。みんなに配っていた。そして、みんなおいしいと言い俺のお菓子は好評だった。で、家庭科の授業で作った物は交換オッケイだった。そして、今の状況に至る。
「なあ、分けて食べないのか」
「いやよ、だって分けたら1/3じゃない」
「え、俺の分は?!」
「「「無いわ」」」
何でそこだけ息ピッタリなんだよ。
「でもそうね、このままじゃらちがあかないわ。小鈴の言うとうり分けて食べましょう」
「わかったわ」
「しょうがないな」
「え、俺のぶんW」
「「「無いわ」」」
「ですよね~」
俺のセリフが途中で切られた。悲しい。そんな感じで三時間目が終わった。
四時間目
家庭科の片付けだったので特に無い
お弁当
「やったーお弁当だーヾ(´∀`*)ノ」
「なにやってんだ?」
「はい?何でいんだよ」
そこには理沙がいた。
「え、だってそこにいたし」
え、周りに居ないこと確認したのに。怖
「まあそんなことより弁当食おうぜ」
「分かったよ。今のことは忘れろ」
「え、無理。だってスマホで取っちゃったもん」
「消せ」
「無理」
「ぴえん」
「てか、もう食い終わってんの」
「お前もだろ」
「確カニの((略))」
「パクんな」
「パクってない」
そんなこんなで終わった。
五時間目と六時間目
特に何も無い。本当。がち。
放課後
「アアアアアアァァァ」
「ァァァアアアアアア」
「うるさい!」
「「え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」」
「長い!」
そんなふざけたことを言っていたら先生が来た。
「え~寝た馬鹿二人とサボッた馬鹿一人だな[先」
「先生!ボクワワルクナイヨ[小」
「あの後寝たろ[先」
「……………[小」
「先生!コタエラレナカッタダケダヨ[咲」
「答えられない時点で終わってんだよ[先」
「……………[咲」
「先生!オクジョウデネテタダケダヨ[理」
「正直に言えば許してくれると思ったんか?俺はそんな優しい教師じゃ無いんでね[先」
「先生もサボッたでしょ[理」
「……………[先」
「居残り無しにしてくれたら言わないであげる♡[理」
「うわ、ハートいらな[小」
「だ~もう分かった。居残りは、無しだ。その代わり言うんじゃねえぞ[先」
「交渉成立[理」
そんな感じで居残りは無くなった。
帰り道
「そういや巫女の話はどうしよう。やってもいいんだが学校とかに遅刻するようじゃ無理だな」
そんなことを言っていたら。
「遅刻はしないわよ」
「うわ、何でいるんですか?!」
「そりゃいたから」
桃が後ろにいた。
「まあ取り合えずここの神社に来なさい」
と、地図を出し指をさした。
「ここでいいんすね」
「ええ、じゃあ返事、期待してるわ」
「はい」
何で告白風に言うんだ?そんなこんなで神社に行くことになった。
読んでいただきありがとうございます。夢川小鈴のイメージは、水色の髪に水色目で体型はほぼ女性の高校一年生です。