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エトワールって、何者?

 なんか、合流したリヒトが何も言わずに俺の頭を撫でてくるんだが。

 何を聞いても、一度腕を止めて離させても、すぐに俺の頭を撫でて来る。


 流石に周りの人もびっくり。

 俺も、びっくり。


 ちなみに、俺達は動いていない。木の影に座っていると、エトワール達が来て、今の状況。


「…………エトワール、これは?」

「頑張ったご褒美が欲しいんだと思います。可愛いですねぇ」


 …………頭を撫でられているだけだし、いいか。


「まぁ、いいや。それより、今回はエトワールもリヒトもクリアしたみたいだな。日を跨いで行うとは思っていなかったけど」

「魔力は時間が経たないと回復しないからね、万全の状態で試験に受けてもらわないといけないという、学園側の考えなんじゃない?」

「それもそうか」


 でも、次も同じなのか?

 同じことを繰り返しでするとは思えないんだが……。


「ヒュース皇子」

「…………」

「ん? おーい、ヒュース皇子??」

「…………よく、そんな状態で真面目な話が出来るな」


 今もまだリヒトは、俺の頭を撫でているから、それを言っているんだろうな。


「感覚が麻痺しただけだ」

「大変な日々を過ごしていたらしいな」

「もう慣れた」

「お疲れさま」

「どーも。んで、明日の試験内容ってどんなのが来るかって予想できるか?」


 聞くと、腕を組み思い出す。

 うーんっと唸っているけど、例年とは動き方が違うのか? だから、すぐに思い出せない、とか?


「…………ダンジョン攻略か、教師陣とのチーム戦か。脱出ゲームか生き残りゲームか……」

「後半二つ、もうゲームと言っているが内容が絶対にゲームじゃないよな」


 今聞いた中で一番可能性があるのは、教師陣とのチーム戦かな。

 チーム戦ならリヒトの魔法も生かせるし、エトワールと組むことが出来れば確実にクリアが出来る。


「知里さん」

「どうした?」


 というか、もうそろそろ禿げそうだからリヒト、辞めてほしいぞ。

 流石におじさんとはいえ、禿げは悲しい。


「今回、面白い魔法使いがおりましたよ。少々性格には癖がありそうですが、戦闘能力はおそらくグレールさんくらい。もし、話してみて信じても問題なさそうな人なら、私達の事情を話して大丈夫でしょうか?」


 エトワールの提案に、リヒトも含む全員顔を向ける。


「へぇ、エトワールが言うって事は、相当なんだな」


 グレールくらいの強さか。

 性格に難ありは考え物だが、実力は欲しい。


 だが、性格に癖ありかぁ。

 俺の周りの奴らに癖が弱い奴なんていないんだよなぁ。収集突くかな。


 モヤモヤと考えていると、アマリアが手を上げた。


「名前は?」

「ルーク・ビジョンと言う方ですよ」

「属性は?」

「幻想っぽいです。あとは、炎の基本攻撃魔法を放っていました!」


 アマリアに質問されて、声が一オクターブくらい上がったな。それはいいとして。


「幻想って、お前の夢属性とはまた違うのか?」

「また違いますよ。幻想の方が高度で、使い勝手がいいです」


 へぇ、そうなんだ。


「夢魔法は、相手が意識を飛んでいる時に本領を発揮するのです。なので、起きている相手にはあまり効果が望めない。けれど、幻想は関係なく、相手を惑わせることができるので強いです」

「そんな違いがあるんだな」


 似ているようで少し違う。

 この世界には、いくつの属性が存在するんだろう。


 調べるのめんどくさいから、絶対に調べないけど。


「幻想魔法使いで、炎属性の基本攻撃魔法を持っているのは強いね。確かに仲間にしたら、援助も前戦もいけそう」

「そうなんですよアマリア様!」

「しっかりと見極める目は曇らせないようにしてね。エトワールは感情に流されないから心配はしていないけど」

「はい!!」


 …………ん? 感情に流されない?

 今、アマリアに言われてめっちゃテンション上がって、自分の感情に踊らされているくらいにクルクル踊っているけど。


 これで、感情に流されない?


「知里が思っていることはわかるけどエトワールって、あー見えて、僕より非道だよ」

「へ、へぇ……」


 エトワールって、底が見えないなぁ。

ここまで読んで下さりありがとうございます!

出来れば次回も読んでいただけると嬉しいです!


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よろしくお願いします(*・ω・)*_ _)ペコリ

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