1話 〜ある日の始まり〜
初めての投稿です!
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早速だが俺 古谷 帝は今とんでもない状況に陥っている。
「なあ帝!これから俺とカラオケ行くもんな!」
同じクラスのムードメーカー兼幼馴染の佐々木 龍弥。
運動神経は抜群で友達も多く馬鹿だがとても良い奴だ、馬鹿だが。
「違うよね帝くん!僕と一緒に映画見に行くんだよね!」
こいつも同じクラスで幼馴染の本田 波留兎。
龍弥と違いこちらは頭脳派でクラスのまとめ役としても一躍買っている、ただこちらも方向性の違うアホだ。
「はぁ〜…あのさお前ら俺と出掛けられると思ってんの?明日何の日かわかる?」
「「………卒論提出期限です…」」
「だよな?それでお前らは提出してるんだよな?ん?」
「「………」」
こいつらは俺のことを遊びに誘うが自分がやるべき事も出来ていない状態だ。
俺はもちろん終わっている、ただ遊びたいのは俺も一緒だ。
「はあ〜、しょうがねえな手伝ってやるから終わったら遊びに行くぞ!」
「「うん!」」
「よし!それじゃお前らの資料取って来てやるから………」
その瞬間辺り一面が閃光によって見えなくなった。
「はろー!ぐっどもーにんぐ!調子はいかがかな諸君!」
「なんじゃここ!?全部真っ白じゃねえか!」
「ここはどこ?皆同じものを見ている…集団催眠か何かかな?」
「馬鹿かお前ら、前の奴を見ろ」
急に真っ白な世界に飛ばされたと思ったら白髪のショタが雲に乗って俺達の前に現れた。
「君だけは落ち着いているね〜古谷 帝くん」
「「「?!」」」
「まあそりゃ驚くよね〜言ってもいない情報を急に当てられたらね〜、君達も一旦話を聞いてもらっても良いかな?佐々木 龍弥くんと本田 波留兎くん」
「やっぱりお前らの名前も知ってるな」
「そうだな!なんかの超能力かな?」
「龍弥くんも気になるよね!?」
「うんうん!まず話聞こーか!」