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チートスキル  作者: 雪将
第一章 引きこもりが昇天したら
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白い空間で


 俺は寝ていた。

 いや実際寝ていたのか不明な気がするが、たぶん寝ていた。

 何ともよくわからない気持ちで、目を覚ますとそこは、最初に神とであった空間のような場所にぽつんと1人座って?・・・・居た? ちょっと正直よくわかんないけどそんな表現をして置く。

 つーのも今の俺は気持ち的に胡坐を掻いているのだが、上を向いているのか下を向いているのか縦を横を向いているのかよくわからない情況としかいいようがないのだ。

 俺はボケーッとしながら何処と無くどっかを見ていたら、たぶん肩を叩かれた。

 その瞬間俺は意識が一斉叩かれた場所に集中し目が覚めたのだ。

 後ろを見ると蒟蒻色でゼリー状の神々しいスライムが話しかけてきた。

「こんにちは」

 そのスライムは以上に気さくに、何処が口かわからないが声が聞こえる。

 こういうのって全身震わせている描写があるんじゃないのかな~なんて思いながらも、ビクッと全身で慄きつつ、何か頭を下げた。

「こ、こんにちは・・・・?」

 恐怖? 恐怖は無かったよ。だって敵意のようなものが無かったんだだから。

「始めましてだね。僕は、君をこの世界に呼んだ神様の同僚でこの世界を作った本人なんだ。」

「えっ!?」

 何言ってんのこの蒟蒻スライム。と一瞬呆けてしまったが、直ぐに俺の頭が追いつく。

 もう一度、今度はさっきより大きな声で、「えっ!!」というと、蒟蒻は、いや、塗り壁かもしれないそれは、笑って答えた。

「あはははは・・・・、僕は時折自分の作った世界の様子を見るんだ。その時に余所からつれてこられた魂の人間やその他がどういう存在か見るんだけど、あれだね。君可哀想だから、神話級スキル上げようと思うんだけど、君の本来のスキル容量が少ないみたいで神話級SSSランクは絶対無理だし、D級でも無理みたいだから神話級E級スキルを君に上げるから上手く使ってね」

 その塗り壁は、何か楽しそうに笑い・・・笑っている気がしながらもスーッと空間に消えていったのでした。

 そして、俺もドンドン意識が希薄になって空間から消えていったのでした。



また、来月に投稿予定。

日時不明

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