ミッション5 いつの間にか家を追出されなくなりました。(別名 神様とニートの親達会議)
どうも、お久しぶりです。国試いろんな意味で終わったので帰ってきました。
正直、あまりストックがないのでここで投稿ののちまた、一カ月近くないかもしれません。
あと就職とか探して、投稿が遅れることもあります。
とりあえずまた、投稿が切れる恐れもありますのでその辺よろしくお願いします。
一応、活動記録の方に細かい状況を乗せていますので、そうなったらご確認ください。
「久方振りだな。いつぞやの日以来だな。二人とも」
ニートの身体を借りている神は改めて笑顔でそう述べた。
「「お久しぶりです。神様」」
二人の夫婦は、顔はニートだが中身が神様だとわかった存在に改めて深々と頭を下げたのだった。
現在は互いに向い合わせに座り会談となっている。
ん? ゴブリンの侵入で家の中がグチャグチャのなのでは? という質問があるだろうが答えよう。神様が指パッチン一つで元通りに成った。
それも込みでニートの親たちは神様を本物の神様が宿っている事を認めた。
「して、神様何故ニートの身体の中に居られるんですか?」
ニート父は尋ねて来る。
ニート母も夫の言に同意とばかりに頷いている。
「うむ。しいていうなら~・・・こやつ(ニート)に戦い方がわからないと言われて身体を乗っ取り、戦いいまだこの身の中よっ! しかし、久々に人の身で戦いとはやはり面白きものよな!」
はっはっは。と笑っていると、ニート父は神の言葉に食いついた。
「! 神様、人の身と言われましたが、人であらされたことがあるのですか?」
「ん? ああ、私は元々人から神に昇華した神だよ。言ってもあまり理解出来ないかもしれないが、この世界とは別の世界で冒険をし、十分に生き、この世界の前任の神と交代し神をやっているのだ。
だから、神の力を使え、感情は人に近いのだ。ついでに言うなら、神に昇華し、神として生きること3000年、まだまだ神としては若いのよ。
知ってる限りの年上は3億は生きてるからな。まぁ、それでも当人が覚えている時間帯だから実際はもっと年数上なんだろうな~ぁ。」
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
俺のもの思う発言にニート両親は無言で俺を見ていた。
俺は見ている限り問われた事にこたえる気はあるがそれ以外で別段答えはしないが、一つだけ思ったことがある。
ニートが弱すぎる。
チュートリアル面倒で教えなかったせいか、それともニートの本体、魂でない方が努力してこなかったのか身体に培われた力みたいなものが全く感じ取れない。
これは、ちょっと不味いよなぁ。何て、考える。
ん? 俺がニートに優しい・・・・・そらー一応神様だし、ぶっちゃけると本当の所は何人かに1人皆(若い神様達の遊び)で、社会のゴミタメクズカス糞ニートを更正させるゲームをやってる。決める方法はアミダクジで俺が当ったのがコイツだ。まぁ、更正させるにも甘やかす気はサッパリ無いんだけどね。
俺が人間だったときは自ら苦難を選んだ。いや、別にMではないよ。ただ、人生苦難があったほうが達成した時に楽しいじゃん。だから、俺が正しいと思った事。俺が味わった苦難を彼らに与える事にしている。ついでに言えばこの苦難に立ち向かい打ち勝つと特別ボーナスがあるが別に言う気はない。立ち向かう姿勢一つでもあればそれらも評価になり次の人生が良くなるのは当たり前。故に言わせて貰えば、人生そんなに甘くねぇ。
だから、コイツも甘やかさない。
でも、手助けはしなくてはならない。こいつが俺を鬼だ悪魔だ、死神だいうがまあ、間違いではないが天罰は食らわしてやる。
そして、耐性補助をくれてやっている。つっても、俺がつけているわけでない。この世界を作った神が作ったルールが適応され干渉は基本不可能ゆえ取り上げたり授けたり出来ないのだ。しいて、出来るのは一般(無属性)スキルと前任に許可された一部のスキルのみである。今までに奴にやったのが無属性と前任許可のスキルである。
ついでに毒耐性は(液属性)と言われ習得条件はこの世界の取り説見ればわかるが一方的にコイツから取り上げるのが無理なのだ。
「か、神様もお年とかあるんですね~・・・・」
ようやく回帰したニート母が当たり障り無くそんな事を言ってくる。
「まぁね」
「「・・・・・・・・・・・」」
そして、無言が訪れる。
居心地が悪いと感じるニート両親。
俺、問題ない。俺の現状管理している世界の子供達の無言なんて音の無い真っ暗な空間と変わらない。いつもの事いつもの事、いつもの俺の仕事部屋となんらかわんね。
まあ、これ以上あっち側が聞きたい事も無いみたいだし、こっちの都合を押し付けることにした。
「所でなんだが、ニート弱すぎる。こいつのレベル5に成るまで鍛えてくれ。じゃ無いと、たぶん途中で死ぬ」
「「ええ!!??」」
唐突にぶち込んだ発言に何故かこの両親驚いていた。