ミッション23-2 逸話 女将編 一部
「はぁ〜、次はおばさん(女将さん)か。どんなものが書いてあるんだか・・・」
「まぁ、人の逸話や心なんか見るものではないからなぁ」
「てか、鑑定さん。もう、鑑定じゃなくて、サトリと言うバケモノの類にしか見えない。」
「なっ! 失礼な!! わしは女子の風呂と心は覗いても、好んで男の子からなんか読まんぞ!」
「・・・(怒るところ違くない? と突っ込むべきか、それとも白い視線だけ向けるべきか?)」
「(その心もわしはやめるがな。ついでにツッコミ待ちだが、どうでるか?)」
「まぁ、ほどほどにしなよ。」
「もっと、しっかり突っ込めよ!!」
「ええええ!!!」
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ジーナ ヤノド LV56での最大値
状態 健康 48歳(年齢のため低下分あり)
職業 商人(受付) (元スカウトでストーカー)
称号 怪盗6082(国の管理番号)、 自称 恋泥棒ジナ
(マックスLV10)(最低を超えて鍛えると%率は上昇する)
HP 429/429(9% 1) 30km走、毎日15日やる必要がある。
MP103/103(52% 0) 魔法を寝る前に消費する45日後なる。
攻撃武器込み 86(12% 0)
(武器=+3) 腕立て伏せや腕を使う訓練が必要(素振り可)
防御服込み 56(1% 0)
(宿屋服=+2) 背筋・腹筋鍛える・他いろいろ(素振り可)
運動能力(スピード・回避込み) (86% 5)(鎧と武器の重さ=-1) 計102
魔法耐性 64(8% 2)
精神力(知性を含む) 51 (44% 3)
技スキル
【スニーキング殺法 8 57% mp6】
【締め上げ 6 75% mp3】【闇縛り 5 68% mp8】
スキル
【短剣 4 19%】【闇魔法 8 2% 】【投擲 10 MAX】
【ヤンデレ 8 23%】【ツンデレ 3 11%】【陰者 8 12%】【先読み 5 77%】
【第六感 7 67%】
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「鑑定さん・・・・・」
「人の心ななぞ、勝手に読むものではないと常々ワシはよく思うんじゃが、凄まじー執念を感じるスキルと称号だな。」
「てか、国管理番号って、何やりまくってんだ!? しかも、恋泥棒って、いい歳こいて・・・」
「呆れているところ、あれだがお主も若い時に強く念じたり、思い込んでそのままだったりすると、ステータス欄に出るから気をつけないと死んだ時に神々たちに爆笑されるから気をつけた方がええぞ」
「うっわっ! まじかよ、(ちょっと憧れはあったけど自称は嫌だわ、雷様が一番笑いそうでまじ嫌だわ)」
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逸話
ハテナ村出身。
3歳の頃から大好きな父の後を追い出し、母の胸の中でよく泣いた。
4歳、初めて家族以外に従兄弟の7歳のお兄ちゃんの背を追いかけ始め、彼の使ったものを密かに集めて宝物にしていた。
5歳の頃、従兄弟のお兄ちゃんに彼女ができて、失恋を経験する。
8歳の頃、年下の男の子に恋をするが男の子は男の子が好きな人だったため失恋した。
9歳、新たな恋をするが恋と執着が人にばれ、揶揄われて泣き腫らし、一人悶々として、
10歳、恋愛感情が捻くれて、現在に至る。
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「いきなり、パンチが強いよ。8歳くらいまでは微笑ましかったのに、すごい急カーブしてるでしょ」
「思春期の衝撃はいつだって人の在り方を変えるターニングポイントって事なんだろう。
まぁ、わし、ひとでないけど。」
「人出なしって事ですか?」
「言葉は悪いが間違いではないな」
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11歳、秘密基地を作る。
自身の趣味がバレないように、そしてバレても誤魔化しが効くように、そして、ジーナは追いかけ始めた。
好きな人の行動や使ったものの収集。
時には彼のうちに侵入し、ノミと藁の彼のベットにダイブしてスンスンハアハアする日々(ノミやダニに刺される日々)、同時にできるだけ気配を消し、その人のうちの特定のものも姿を消す日々(危なかったのはドアを開けようとしたら相手が入ってきて、すかさず天井に退避した日々)。
それが、5年続く。
そして、その日は来た。
彼は隣村の女性と結婚し、自分の手の届かない人の元に行ってしまったことに、ショックし、この街にいても仕方がない。
また、失恋を振り切るかのように彼女は村をでて、生きるために冒険者になった。
16歳、なんだかんだで、冒険者ギルドにEランクから入る。
最初の年から3年は、命懸けの毎日で恋や追っかけなんかできなかった。
でも4年目にならば仕事も安定してストーキングが可能になる。が、悲しい別れはいつも突然、愛した人はモンスターにやられてしまい帰らぬ人に。
そして、5年目のある日になると、ほどほど好きになった人の私物集めに精をだすが、本当に好きになる人が出てこなかった。
理由は簡単だ。また、誰かと結婚し、自分は傷つくんじゃないかと恐れたからだ。
でも、彼女は、また、本気で恋をした。貴族に。
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「すげー嫌な予感しかしないんだけど、というか、序盤の大変さはわかる気がするのに後半本当に女将さん最悪だな」
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22歳のある日、彼女は日々は無くなった。
日々私物に困った貴族は凄腕の騎士を雇った。
彼の騎士はわざとジーナを見逃し、周到に罠を張り、他の騎士たちと連携し、ジーナに手傷はもちろん深手とは言わないが重傷を負わせた。
その頃になると街全体が騒ぎ出したことも理由である。
何せジーナが恋をしたのは公爵家の令息でこの街の次期公爵になる人。
その人の持ち物となると、許嫁からの贈り物や持ち出し厳禁の書類なんかもある。
それすらも持ち出されれば、貴族の逆鱗は必須。
故に、彼女は逃げた。
逃げて逃げて逃げ続けたが追ってはしつこかった。
そしてある民家に飛び込むように逃げ込んだ。
そこで彼女は民家の主人を見て思った。
「このクマに私は殺されるのか」と、
続く。
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「続くっ!? どういうこと??」
「ちょっと休憩。」
「鑑定さん、この状況で休憩の意味がわかんない??」




