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チートスキル  作者: 雪将
第二章 旅立ったさき
21/29

ミッション18 そのたびの始まり


 正直なことを言うと次の町というか冒険にでる前にまずやろうと思ったことが一つだけある。

 山の下町に下りて、宿屋に入って、

「一泊お願いします」

 顔なじみのある宿屋のおばちゃんに300イエンを出していうとおばちゃんはニコリと笑いながらからかわれる。

「ニート君、家出かい? それとも喧嘩かい?」

 お金を受け取りながら部屋の鍵を出してきてくれる。

 俺はそれを苦笑いで受け取り、愛想笑いで「そんなところです」と述べておいた。

 おばちゃんは、いや~若い若いと笑いながらも、ちゃんと仕事はしてくれて、夜ご飯は夕方6から8時までの間に、朝飯も同様に6時から8時とお言葉を聞いて俺は部屋に行った。

 正直なんでここで宿を取ったのかというと、疲労中度のせいで眠いのとステータスがバッドになっていて不安があった。

 それと、ここの町小さいながらに冒険者ギルドがある。

 其処にいって冒険者登録をすれば、冒険者証を手に入れることが出来て身分証明書代わりになって、厳戒令でも引かれていなければ無料で出入りが可能になる。特別な証明書がないと場所によっては1000イエンの入領税を払ったりしなければならなくなる。

 だから、冒険者登録であるが、これにもメリット・デメリットがやっぱりあり、メリットは身分証明書代わりになる、後犯罪をしなければある程度後ろ盾になる。店で売買するときとかに値引きされないで買取をしてくれたりなぞ。ランクが高いと買取が高くなると言う話があったりもする。

 デメリットが低ランクは2週間に一回、もう一つ上は1ヶ月に一回必ずランクに合う同列か一個下クエストを受けないといけない。どうしても無い場合はギルドに金銭をランクに応じて払うか、交渉が必要になる。

 また、その都市でモンスタートレインやモンスターがらみで事件が起こった場合状況にもよるが要請を受けた際は特別な場合を除いて必ずの参加が義務づけられている。

 だから、現状を考えれば冒険者登録は俺にとってデメリットが少ないから登録が先決になった。あとバッドステータスもどうにかしてからのほうがいい。

 行くぜ! ギルドへ!

 そして、物、売ったら寝よう。

 さて、気合入れて、ギルドへ歩き出した。

 すたすた歩くとすぐに着くギルド。何せ、地元の町で少なからずニートの記憶では幼馴染もいるくらいだ。

 カラン、カラン! と、音を発てて戸張を開けると昔のRPGやファンタジー小説・漫画なんかのイメージとはここは違って、テーブル数席とカウンターがドンして、目の前に受付嬢(?)の見るから40代女性が柔和な笑みを浮かべて首を傾げてこちらを見ている。

 とりあえず近寄って、話しかけて冒険者登録をしなければ、とカウンターまで来ると40代の女性受付嬢にすばやく胸倉捕まれ、スゲー顔青筋浮かべのメンチ切りで、

「入ってきた瞬間、テメェー私のこと値踏みしただろぉ!! ああん!!」

 若干俺は床から浮かび上がり、恐怖から首をガンガン左右に振りまくって、手も全力否定で振って絶対服従の姿勢しか出来なかった。

 同時に、赤ん坊が! 赤ん坊が!! 危ない!!! と心配も若干ある。

 ジッと睨みつけられること5秒。受付嬢は「そうですか・・・」ごめんなさい勘違いしちゃったわ。可愛い笑みを浮かべて微笑む。

 俺はもう・・・ギルドが・・・怖い・・・よ・・。

「うふふ。ごめんなさい。この低ポーションを安価で売るので勘弁してください」

 と差し出してきた低ポーション。だが、アレだけのことして売って来る心の強さも怖い。別方向からは頼もしい気もするが何より怖い。この人(受付嬢)怖い。

「う、売るんすか? ・・・・・」

 思わずでて、すぐに口を塞ぐと、受付嬢は言う。

「普段はこれ、30イエンで売っているんですけど、今日のこともあるから8イエンでいいですよ」

 俺はジーッと見て、『えええーー』と見ていると目の前の女性は「全部で今のところ8個あるんです。一つ7イエンで如何でしょう?」と渋っているのかと思われたのか追加の交渉が来る。

 俺は、頭の中でこれ以上交渉が長引くと怖い目にあうかもしれない。と考え、スタートと念じて、世界の行動が止まる。

 そして、我が頼れる先輩に尋ねた。

「鑑定先輩、この受付嬢怖い。ツーか、ぐいぐいポーション売りつけようとして来るんだけど・・・・鑑定お願いできませんか?」

「ウム。構わんよ。して、こっちのオバサン嬢はどうする?」

「おばっ、て、ばれたら怖いっすよ。この人スゲー感が良さそうですって」

「フム、確かに、面倒は基本お前にいきそうだからな」

「マジ、頼んます」

 心の中の俺は本気で頭下げるときの気持ちでお願いすると、頷くような気配が心に響き、そして、鑑定さんは手際のいい仕事を二つしてくる。


[低ポーション]

 回復量HP8~15


 とでた。

本来のニートの記憶と情報では一つは低ポーションについては、回復量が通常HP25~30あるのだが、このポーション回復量がHP8~15と低い、普通に失敗作品か? とか考えると鑑定さんが説明してくれた。

「ああ、このポーション正確に伝えるなら、消費期限が後3週間しかなく劣化してるから早めに売りたいんだろ? ついでに言うと、この回復量なら価格は高くても5イエンが同等、それ以上はボッタクリだ」

 鑑定先輩は少し怒りながら鑑定をしてくれた。

そして、俺はおいおい、この女、素人相手にえげつねぇ事してきやがって恐怖しか覚えなかったが次の情報のほうが怖かった。


ママリン M ビルドー LV56 

 状態 健康   職業 ギルドの受付嬢(実は低位悪魔の斥候・人型種)

         受付嬢としては41歳    悪魔としては103歳

 (マックスLV5)(最低を超えて鍛えると%率は上昇する)

 HP 292/292 (63% 1) 

 MP 140/148(33% 0) 

 攻撃 60(2% 0)

(暗器爪=+25) 計85

 防御 98(22% 0)

(偽りの仮面=+20)(低級悪魔の霊服=+18) 計136

 運動能力(スピード・回避込み) 44(1% 2)(鎧と武器の重さ=-10) 計34

 魔法耐性 99(91% 4)

 精神力(知性を含む) 89 (0% 5)


 技スキル

【暗殺 4 17%】【魔法操作 3 11%】【幻惑 8 1%】


 スキル

【交渉 1 3%】【暗器爪 4 19%】【闇魔法 3 33%】【恫喝 5 0%】

【悪魔の囁き 1 1%】


次のLVまで【 19942 】


 必話有り。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「どうした?」

「悪魔がいたよ」

「そら、居るだろ。そういう世界だからな」

「いや、そうじゃなくて、普通RPGなら最初の町に悪魔とかいないよねっ」

「いや、RPGじゃないから居るんだろ」

「・・・・現実ぅっ!」

 今が現実ぅ!! ここ異世界ぃ!!

「それに、お前のもとの世界でもアマが作ったゲームに最初から王様が魔王だったりするとき有るんだろ?」

「そんなゲームはゲーーーームじゃねーーーーーーーー!!!!」

 俺は驚愕から絶叫へと変わっていく中淡々と現実を冷静に教えてくれる鑑定先輩が最後の一撃を放つ。

「確かに、今が 現実 である。」

 俺の精神体はすごい顔して歯をむき出して、頑張って現実を受け入れようと心が葛藤すること、10分。

 その頃には少し冷静になりつつも緊張感は残っていたのでベクトルが別の方に行き、ふと思った。

「なぁ、鑑定先輩」

「なんだ」

「この、スタートってどのくらい、時間を止めていられるの?」

「お前が望む限り、永遠さっ」

「・・・なんで、そこ格好良く言ったの?」

「そこは突っ込むな! はい、スタートしゅうりょーーう!」

 世界に現実的な色が戻ってきた。

 先ほどの灰色のような世界からの帰還であるが、もとい、鑑定さんの裏切りで会ったが俺は思わず叫んでいた。

「まだ! はやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」

 全力で悲鳴のような絶叫をあげる。若干鑑定先輩に裏切られた気分であったが、目の前の受付嬢のお姉さまは、ドン引きするように距離をとり、

「ひっっっぃぃぃ! ・・・・あっ、ゴメン・・・・無かったことにしていいから・・・・・」

 低位悪魔怯えるように飛び退り、防御姿勢を取り、結果距離が出来た。いや、悪魔がビビちゃッたよ。という感想を鑑定さんは持つが、若干、テンションが振り切れてるニートは低位悪魔受付嬢に、

「引くなよっ! さっきの勢いはどうしたよ!! もっと・・・もっとぉ・・俺を構って見せろよぉぉぉぉぉ!!!」

 更なる絶叫を全身で表現して叩き込むと色々な人の注目を集めるけど、悪魔は『ヤベーの着ちゃったーー。かかわり持っちゃったけど。もう関わりたくない』ドンドン現実と心の距離が開いて逃げていっている。

「あっ、あの・・・・・きょ、今日は何しに来たの? もう、よう内なら返ってもらっていいかしら・・・・」

 ドン引きで追い返そうとしてくるが、ガッツリ目を開いて悪魔受付嬢の近寄り、

「俺を体よく帰そうとするなーーーーーーーーーーーーーぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」

 後ろに後ずさり後ろの棚にぶち当たる。

 ここで鑑定さんが、頭の中に鑑定を入れる。


ママリン M ビルドー LV56 

 状態 驚愕 恐怖 ドン引き 怖気づいている 恐慌(中)

   職業 ギルドの受付嬢(実は低位悪魔の斥候・人型種)

         受付嬢としては41歳    悪魔としては103歳

 (マックスLV5)(最低を超えて鍛えると%率は上昇する)

 HP 275/292 (63% 1) (恐慌の影響で-15)

 MP 100/148(33% 0)  (恐慌の影響で-40)

 攻撃 60(2% 0) (恐慌の影響で-10)

(暗器爪=+25) 計75

 防御 98(22% 0)

(偽りの仮面=+20)(低級悪魔の霊服=+18) 計136

 運動能力(スピード・回避込み) 44(1% 2)(鎧と武器の重さ=-10) 計34

 魔法耐性 99(91% 4)

 精神力(知性を含む) 89 (0% 5)


 技スキル (恐慌の影響で成功率ならびに効果が-1相当)

【暗殺 4(3) 17%】【魔法操作 3(2) 11%】【幻惑 8(7) 1%】


 スキル

【交渉 1 3%】【暗器爪 4 19%】【闇魔法 3 33%】【恫喝 5 0%】

【悪魔の囁き 1 1%】


次のLVまで【 19942 】


 必話有り。


 ふとあまたの中に流れた無いように俺は心の中で、心の中の冷静な俺が、スタートと願った。

「どうした?」

「えっ!? なにこの状態異常とその影響バットステータス。やべぇぇ」


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