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第3話 

前回のあらすじ


我が家に不法侵入がやってきた


以上


AM6:50


僕は今日も目覚まし時計の音を聞く前に体に乗る重みで目が覚めた。


また黒菜かと思い、黒菜の猫耳にロケットピースでも突っ込んでやろうかと体を起こした


「おい黒菜・・・僕は前に言ったよな、僕の上にのr・・・」


今日は黒菜ではなく茶毛の女の子が乗っかっていた。


AM6:55


「・・・黒菜、起きろ・・・」


とりあえず黒菜を呼んでみた


「公生、どうしたの?・・・って誰これ!?ってか何で私床で寝てるの!?」


なんかものすごく動揺してるみたいで語尾の「にゃ」を忘れている。


「とりあえず黒菜、こいつ誰だか知ってるか?」


「いや、知らないよ、ってか公生私という存在を置いておきながらこんな小娘と夜遊びしてたの!?」


「何を馬鹿なことを言う、僕は黒菜という存在をおきながらそんなことするわけないだろう」


「きゃっ、ご主人様ったら、そんなこといっても何もでませんよ・・・///」


お前はキ○ス狐か


「まぁそれはさておき、おい起きろ不法侵入者」


とりあえず謎の不法侵入者を揺すってみた


「わふぅ・・公生・・・激しいよぉ・・・もっと優しくぅ・・・」


「「・・・・・」」


「公生・・・まさかやっぱり・・・」


「イクスカリバァァァァァァァァ!!!!!」ズガァァン!


と僕は叫びながら不法侵入者の頭部に腕力の勢いと地球の引力の勢いを掛け合わせたチョップを繰り出した


説明しよう!イクスカリバーとは聖騎士コーセの腕部に魔力を集中させてその魔力で光の剣を生み出し相手を切り裂くコーセ必殺の一撃である!


ようするに僕が中学生の時に考えだした中二設定である


「わふっ!」


critical hit! 99999


そしてイクスカリバーの勢いで不法侵入者はベッドから落ちた


「はぁっ、はぁっ、はぁっ、」


「イクスカリバーだって・・・ププッ」


笑うな・・・僕も反省している・・・・・後悔はしてないが


「おい起きろ」ゲシッ


とりあえず蹴りつけた


「公生、そんな追撃はひどいにゃぁ・・・」


「不法侵入者には死あるのみだ」


「イタタ・・・公生・・・おはよう・・・」


眠そうな目を開けながら侵入者は起き上がった


「蹴られたのにのんきだな・・・で、誰だお前?」


「ひどい・・・あんなに一緒だったのに・・・」


「あんなに・・・一緒・・・?」ゴゴゴゴゴゴ


「悪いが僕には茶毛のガールフレンドはいないぞ・・・黒菜、変なオーラ出しながらこっちくんな」


「ああ、そうだった、これ出すの忘れてた・・・それっ」


侵入者はそんな掛け声と共に髪を払った


その髪を払った先には傷のついた垂れ犬耳が生えていた


「な・・・!」


「どう・・・!その傷は・・・!?」


僕は驚きを隠せなかった


ただの垂れ犬耳だったらコスプレイヤーの不法侵入者(変態)だろう


しかし、傷付き垂れ犬耳だったら話は別だ


あの耳は・・・・・


「どうしたの公生!?」


「・・・あぁ、お前は知らないもんな・・・これから僕の過去の一つを話そう・・・お前も話していいよな・・・?」


彼女は頭を縦に振った


では始めよう、僕の昔話を


話は過去に遡る


僕が小学5年生の時、犬を飼っていた


茶毛のゴールデンレトリバーで名前は―――だったけな・・・


そのころ僕は学校のいじめのグループに目を付けられ、嫌がらせなどを受けるようになった


ある日犬の散歩をしていて散歩ルートの途中にいじめのグループに鉢合わせてしまった


そこからは本当に酷かった僕は地面に顔を付けられ水が入ったバケツで水浸しにされたりした


―――は蹴られたり小石をぶつけられたりして全身傷まみれになった


「・・・でそのあとはどうなったのかにゃ?」


「さすがに酷すぎたみたいでそこでいじめは終わったがそのあとあいつは傷から菌が入ってな・・・病死したんだ・・・」


「・・・私はその後ずっと眠っていた・・・5年間の間・・・ずっと・・・で起きてみると公生いないってことになって匂いを頼りに探した・・・」


「・・・・・」


「公生・・・合いたかった・・・やっと・・・これで一つになれるね・・・」


所々に違和感のある言葉を言ってくる


何か様子がおかしい・・・ってかいやな予感がしてきた・・・


「公生・・・私と一緒になろ・・・?」


そう言うと懐から禍々しいオーラを纏った小刀を取り出した


「なんでこいつ病んでんの!?」


「公生、そんなこと言ってる場合じゃないよ!あの子公生を殺そうとしてるよ!?」


「そんなバナナ・・・!?」


「ネタが古いぞ、小僧!」


そう言いながら稲荷様が瞬間移動で部屋に入ってきた


「い、稲荷様!?」


「小僧、変な物わしの領地の中に入れたな・・・まぁその話は後に回すとしてこいつ中々の奴じゃぞ」


「えっ、そうなんすか?」


「まぁわしにかかれば余裕じゃがの」フフン


そう言うと稲荷様は巫女服の中から扇子を取り出し、広げた


すると部屋中に大量のお札が現れた


稲荷様が扇子を振ると全てのお札がファ○ネルみたいな軌道で―――に向かって飛んでいった


―――は手に持った小刀でお札を切り払うが、数が多く裁ききれないでいた


そしてとうとう小刀を持つ手にお札が貼り付けられた


すると手から小刀が零れ落ちた


「あっ・・・!」


あわてて反対の手で小刀を掴むが反対の手にもすぐにお札が貼られる


「そんなっ・・・!」


そして次々とお札が全身を拘束するように張られていく


「んっ・・・!」


そして全てのお札が全身に貼り付けられた


「ちょ、稲荷様!殺すのはダメですよ!」


「しかしそうしないとお主が死ぬことになるぞ?まぁわしも死なずに出来る方法をやってみよう」


それを聞いて少しホッとした


だがしかし


「やっ・・・わふっ・・霊力・・・吸っちゃ、んっ・・・らめぇ・・・ひっ・・・」


なんでこんなにエロイんだ!?


「ふふん、わしもやれば出来るじゃろ?」ドヤァ


「まずこのエロさ何とかしてくださいよ!?」


「それは出来ないのぉ・・・フッフッフ」


そうこう話しているうちに―――の中から黒いオーラが抜け出されていく


「やっ、やだっ、れ、霊力、ぬけちゃううううううう!!!!」シュウウウウウウウウウウウウ


「小僧、もしかしたらダメかもしれぬ・・・すまない・・・別れを言うなら今じゃぞ」


「あ、ああ・・・すまんな、僕はまだ死ぬわけにはいかないんだ・・・」


「公生・・・」


「先に行ってゆっくりのんびり待っててくれ・・・僕も生物だからいつかは死ぬさ、そのときまで・・な?」


「絶対、絶対来てね?約束破ったら・・・許さないよ・・・?」


「ああ、絶対に行くさ・・・それまで待ってな、『レイ』・・・」


自分の名を聞くとレイは光に包まれ消えてった・・・これで万事解決だ・・・


・・・かと思われたが光が晴れた先にいたのはなぜかロリ化したレイがいた


「・・・稲荷様」


「・・・なんじゃ?」


「・・・あれレイでおkですよね?」


「・・・おkじゃ」


「なんでロリ化してるんですか!?ロリ化とか森田の趣味でもあるまいし光になって消える的な予定じゃなかったんですかぁ!?」


「いや、予定だと消える予定だったらしいが『消えるorロリ化』でロリ化の方が勝ったらしいぞ」


なん・・だと・・・!?あのアホ森田、また自分の趣味で予定捻じ曲げたな・・・!


「zzz」


そんなやりくりはさておきレイはぐっすり眠っていた


「小僧、こやつどうするのじゃ?」


「稲荷様に任せてもよろしいでしょうか?」


「う、うむまぁいいだろう、ではわしは帰るぞ、後で稲荷寿司を用意することだな、小僧」


「了解でっす、さいならー」


「じゃあのー」


さて、終わった終わった・・・


「私途中から空気だったにゃ・・・」


あ、黒菜のこと忘れてたw

貯めたのはここまでです、次回作をお待ちください

ケモっ子は最高ですな!

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