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全ての始まり

みなさん、お久しぶりです。

アクティブです…夏休みに更新するとか言って結局しなかったやつです。ハイww


お詫びもかねて新しい作品を投稿させていただきます。

それでは~

突然だが、俺の名前は神名城かんなき玲亞れいあ高校に通う普通…とは、ちょっと違った容姿を持つ男だ。俺の容姿は身長160㎝で、小柄だ。次に、そこら辺の女より女らしい顔で手足は細く引き締まった体をしている。極めつけは、腰まである長い髪だ。付け加えるなら、声だって女声だ。そう、俺は俗に言う『男の娘』と言うやつだ。さらに付け加えると、俺はある奴・・・に女装させられている…

そして、俺は今ピンチに陥っている。何故かって?それは……


「あ~、癒されるわ~♪レイちゃんかわい~」

梨奈りな…そろそろ、離してくれると助かるんだが…」

「あと5分~♪」

「はぁ…」


今、俺を抱きかかえている女性・・・・・・・・・・の名前は創千そうせん里奈りな俺と同じ高校に通う幼馴染だ。身長は170㎝と女子にしては高く、顔も整っており出るとこは出ていて引っ込むところは引っ込んでいる。高校生にしては整った容姿をしている。

さて、今俺は抱きかかえられている…大事なことだから二回言ったぞ?つまり、抱きかかえられると当たっているんだ。…そ、その…む、胸が……やべ、考えると恥ずかしくなってきた…


「おや~?レイちゃん、顔赤いよ~?」

「そ、そんなことねぇよ///」

「にゃははは~誤魔化せてないよ~(笑)」

「う、うるせぇ///も、もう5分経ったろ!離せよ!」


そういい、俺は里奈の腕を振り払い距離を取った。うう、まだ顔が赤いのか少し熱い…


「あ、残念もう少し楽しみたかったのに…」


そういい、里奈は心底残念そうに肩を落とした。なんでそんなにがっかりするんだ…俺が悪いみたいじゃねぇか…


「あ、私が彼女になれば…いや、いっそのことレイちゃんが私の彼女に…」

「誰がなるか!」

「いや、だって今女装してるじゃん」

「お前が着替えさせたんだろうが!お前が!!」

「だって、賭けに負けたじゃん。何言ってんの?」

「あーもう…いいや」

「じゃあ、私の彼j「そっちじゃねぇよ!」…まだ言ってないじゃん」


俺たちはそんな会話を続けていた。このときはまだ、気づいていなかった…いや、気付けなかった。

すでに、自分の身近に危機が迫っていることに………


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「…ん?」


俺は気が付くと何故か白い空間にいた。


「あれ?俺、何してたんだったけ?確か…」


あのまま、家に帰った後急に眠気がして……そうだ、廊下で倒れたんだ…


「しかし、ここはどこだ?」

「ようこそ、人の子よ」

「誰だ!?」


俺は、自分の背後から聞こえてきた声に対して振り返った。そこには、頭の上に角の生えた美女がこっちを見ていた。背中には漆黒の翼、右手には禍々しい大剣を持っていた。


「…痛い人?」

「誰が痛い人だ、誰が…まぁ、いい。私は最高神の一角、魔神のヴェーラだ」

「…いい、精神科を紹介してあげようか?」

「はぁ、やっぱりそうなるんだな…」

「で、ここはどこ?」

「焦るな、人の子よ」

「一応、神名城玲亞って名前があるんだけどな」

「そうか、神名城。ここは、狭間の世界だよ」

「は?」


はざま?…狭間か?痛い人(自称魔神)が言ってることがよくわからん…


「その狭間であってる。後、私は痛い人ではない…」

「か、考えを読んだ!?」

「神だからな、これぐらい造作もない」


そういえば、異世界転生ものとかでよく神が考えを読んだりして自分が神だと信じさせてるシーンがあったりするな…まぁ、それはおいといて…


「まさかと思うが、俺は死んだからここにいるのか?」

「いや、ちょっと違う。正確には神隠しだ」

「神隠し?ってあれか?人が急に居なくなったりするやつか?」

「そう、だけど今回の神隠しは私たち神の責任なんだ」

「は?」


どういうことだ?神の責任?


「古来より、君たちの国…日本かな?で、言うと神隠しは妖怪の仕業とか言われている。しかし、実際は神が起こした気まぐれなんだ」

「気まぐれで人が消えてんのか?」

「そうだ。正確には妖神と言う奴のせいだ。今回の神隠しもそいつの仕業だ。あの、バカ神が…」

「それで、俺は地球の日本に戻れるのか?」

「端的に言おう…無理だ」


やっぱりか…あらかじめ予想してた分ショックは小さいけど家族や友人、それと里奈とは会えなくなるのか…寂しいな……


「あと、今回神隠しにあった規模を教えておこう…君にはやって貰わないといけないことがあるからね…」

「『やって貰わないといけないこと』だと?」

「妖神を捕まえてほしいんだ」

「なんで?俺じゃなくてもあんたや他の神がやればいいんじゃないか?」

「そうしたいんだけど、あいつ自身の世界を作って閉じこもったから招かれた者たちじゃなきゃダメなんだ…」

「ようするに、今回神隠しにあったやつじゃないとその妖神の世界に入れないってことか?」

「そういうこと…それと、規模だけど100人が今回の神隠しに巻き込まれた。こんなに多くの者が神隠しされるのは初めてのことだ」

「100人か…その中に創千里奈ってやつはいないか?」


いたら、真っ先に保護してららねぇと…まぁ、居ないのが一番なんだけどな…


「創千里奈?…ちょっと待て、調べる」


そう言い、神は白い空間から出ていった。巻き込まれてねぇといいんだがな~でも、あいつ俺が居ないときなぜか悪運だしな…絶対巻き込まれてるだろうな…それに……

そのことについて考える前に神が帰ってきた。


「戻った」

「ん?それで、どうだったんだ?」

「彼女もまた、招かれたものだった…」

「そうか…じゃあ、その世界とやらに行きますかねぇ…」

「もう、行くのか…玲亞、お前がここに来たのも何かの縁だ、力を授けてやろう」

「ありがとさん、じゃあ、行ってくる」

「頼んだぞ…」


そうして、俺は異世界へ旅立った。

文才がほしい…


誤字報告、Q&Aなど一応待ってみたり…

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