第31話 休憩ごはんは新レシピ?
唐突にVR側ごはん回。
無事ファイトファンシーのレイドイベも終わって、土日は昼間プレイの我々です。
ミュー:おっはよー!レイドどうだった?私はごろんごろん転がりました!
ひまり:おはよーございまーす!無事ノーデスで完遂☆
アン:私はご飯を配って撤収するだけの係ですので……
玉兎:アンちゃんあっちでもご飯無双なのか。リアルスキル関係ないのに。
北斗:あっち、メシがアイテム使用なのが味気ないなーとか思い始めた。やばい。
ミケ:おっは。掲示板にオニヒトデ攻略法出てたが、やる?
そういえば誰かが、指を落とせばいいって書いてたなあ。
誰かっつか、現在時点で私たち以外にオニヒトデ殴ってそうなの、ディギーさん達か生産者二人キャリーの人達くらいしかいないんじゃないかと思うんだけども。
いや、我々は停滞期間があったから他にもいるかも?
ミュー:あれ長剣か斧じゃないと指落ちないらしいよ。
ひまり:ソースは?
玉兎:長剣は三人組の皆さん。ユーさんじゃないと指落とせなくて、頭抱えて骨に行ったと。
ミケ:盾にバックアタックしろは無茶振りだなwww
ミュー:斧で落ちるって話はもう一つの生産者入りパーティから聞いたー。
ひまり:成程。わたしたちも骨の方がよさそうだね。
ミュー:私が骨だと役立たずだが?
ひまり:もともと生産者キャリーのボーナスうまうま枠なんだから気にしてはいけない。
そんなわけで、夜に現地着になるようログイン時間を再調整して、骨どつき会です。
北斗:成程、打撃特効あんのか。
アン:確かにこれなら骨の方が楽ですね。東の森と大差ない感覚でいけます。
ミケ:アンちゃんが盾持てるの想定外だが、タゲ回るほうが楽だなコレ
ミュー:最初のバックアタックされてグダグダした記憶が残り過ぎてたなあ。
玉兎:東の森の骨が楽なのはレベル差が少ないせいかと思っていたが、それだけじゃなかったんだな。
ひまり:なのでミューちゃんは周囲の索敵よろしくね。
そんな感じで前衛アンファル爆誕させたら、かなーり順調ですね!
ハンマーが初期装備のはずなのにいい仕事しすぎですわ!
アン:オニヒトデ攻略法を見て盾を買ったんですが……骨で活躍することになるとは。
ミュー:アンちゃん意外と掲示板しっかりチェックしてるよね。
アン:公式サイトと掲示板しか情報源がありませんからね。
ひまり:集合知ありがたし。
北斗:……なんか前から違和感あったけど、アンちゃんリアルでも武芸やってるな?
アン:嗜む程度ですよ。
ひまり:見分けられるという事は、北斗さんもやってるよね?
北斗:前職で訓練されたからまあそれなり?
(北斗さんとミケさんは恐らく経験者ですね。国防系でしょうか)
アンからのフレンドチャットは、私の想像よりちょっと斜め上だった。
いやでもそうか、今前職って言ってたし、北斗さんとミケさんとイノさんって以前の職場の知り合いって言ってた気がするもんね。
(イノさん含めて前職の知り合いみたいな話してたからそうかも)
(ああ、イノさんもですか、なんだか納得ですね)
骨はいい感じにどつける、それは間違いないんだけども……
こいつら、時間限定なんですよねえ。
ミケ:投石っっとー!消えたァ!
玉兎:時間は無常。
ひまり:Lv19にはなったし、オニヒトデ沸く前に戻るー?
ミュー:レベル上がるまでどのくらいか判らないの不便だねえ。
北斗:経験値がマスクデータなのに、俺ら生産職ボーナスとかよく見つけられたよなぁ。
玉兎:倒す速度もうちはまあまあ早いから、検証班良く気付いたよなあ、あれ。
アン:ああ、ディギーさん達もかなり早いらしいんですよ。魔法師が初級でも結構強いので。
ああ、魔法師の方が消費魔力が大きいから、そりゃああっちの火力の方がでかくないとおかしいよねえ。そこは納得ね!
骨が消えてオニヒトデに切り替わるまで、そこそこタイムラグがあるので、こっちがバックアタックとか食らわないように河原に退避だ。
途中から森の中に入り込んで戦ってたけど、アンが盾持ったら意外と耐久盾できたので、多少寄ってくる程度は捌けてたんだよね。
ひまり:それにしても装備を整えるって大事だねえ。
アン:そうですね、私もここまで変わるとは思いませんでした。
ミケ:というかその盾結構奮発した奴だよな?
アン:予算は潤沢でしたので。
ミュー:サンドイッチ長者だ!
アン:ふふふ、実は新しいレシピをついにゲットできたんですよ。
ひまり:マジマジ?!食べたい!
玉兎:じゃあ休憩にするか?
そんな感じでごはんタイムだよ!
例によって敷物を敷くのかな?と思ってたら、アンファルさん、何やら大きな道具を取り出しましたね?
ミケ:まさかのBBQグリルだと?!
北斗:肉!!
アン:兎の塩焼きから兎の焼肉に進化しました。
ミュー:兎だけなんですか。
アン:羊肉もお店にあったので買ってきました。地理的な問題でか、どうもあの町、お肉の種類があまり多くないようです。最近牛肉を見ません。
玉兎:チキンはない?
アン:モンスターと産卵鶏の廃鶏が主らしいので、この町だともともとあまり数が出回らないそうです。
ひまり:ブロイラーじゃないんだねえ。
親鳥とかひね鶏とか美味しいんだけどね、肉質しっかりで。
ん?モンスター?鶏、どっかにいたっけ?
アンが見習いになって最初に覚えたのがタレのレシピなんだそうで。
で、それを漬け込んで焼くためのバーベキューグリルセットが購入解禁された、ということらしいです。
アン:調理セット一式とバーベキューグリルがそれぞれ1万エンでしたね。
玉兎:たっか!!
ミュー:えっぐ!!お札用の筆とインクっつか書道セット、五千エンだよ?
ミケ:鍛冶道具も1万だからそんなもんでは
アン:むしろ鍛冶や金工は自前の炉を確保するときにえぐい金額になりそうですね?
ミケ:しってる
北斗:生産職えげつないなあ。
確かに道具はえげつない値段だけども……
ひまり:でもアンは余裕で出してる気がしますね?あとミケさんもクエの報酬追加前に買ってるよねそれ?
アン:そこまで余裕はないですよ?確かに借金はしてませんが。
ミケ:師匠についてクエストこなしてると月賦で買えるんだよw
どうやら救済策自体はあるらしい。
まあ私は生産職はやる予定が今後もないのでいいんだけど。
玉兎:それにしてもこれをどうやって収納していたのか。
アン:生産職の道具は基本的に専用領域での保管ですね。皆さんのお札と同じです。
ひまり:妙なところに共通点があるね?
ミケ:自分の職の生産には使えるが武器としては転用できないって感じだな
そんな風にシステムの話なんかもしつつ、焼き肉パーティです。
ログイン調整の待ち時間とかで仕込みをしてきたとかで、アンが収納していた壺から、タレを纏ったお肉たちが出されては、炭火の上の網に並べられる。
うむ!じゅわあって音と香ばしい匂いの段階で!お腹が空く気がする!
玉兎:この匂いはやばい。
北斗:食っていいっすか!
アン:2回目ひっくり返したものは食べて大丈夫です。それ以外は生焼けですよ。
ミケ:石人でも!食える!喜び!
羊肉、兎肉、キャベツ、白菜、にんじん、といった具材が焼けた端から我々のお腹に消えていきます。勢いヤバい。
おー!タレの味がリアルで花枝さんが作る奴とちょっと違う!でもこれも美味しい!
そういえばリアルだと羊肉って食べないなあ。今度試しに頼んでみようかな?
ひまり:羊肉も兎肉もリアルで食べたことないけど美味しいねえ!
玉兎:兎は僕もないなあ。羊、リアルより旨い……
アン:兎肉はリアルより大きいので調理が楽ですし、肉質も遜色ないですね。
北斗:アンちゃんガチ調理人なん?
アン:いえ?家庭料理の範疇ですよ?単発のお料理教室にちょっと通ったくらいです。
ミュー:家庭料理で兎は使わない気がするぅ。
ひまり:日本では、って注釈が付く奴では?
花枝さんが通ったと言ってる料理教室は、大使館とかで時折やってる、お国料理の教室だからなあ……レパートリーを広げるためにっていろんな料理を覚えてくるのだ。
兎料理は確かフランスとかイタリア辺りが有名だった気がするから、別件かもだけど。
北斗:兎って柔らかいんだなぁ。
アン:実際のリアルの兎肉も比較的柔らかいですよ。こんなに大きなフィレは取れませんが。
ミケ:確か昔のニュースでソーセージに混入されてて騒ぎになったとか
アン:挽肉にすると粘り気が強いので結着材にするんですが、表記しないとだめなやつですね。
玉兎:食べられればいいってもんじゃないものなあ。
思う存分食べたら短期ログアウト時間が迫っていました!また食事で時間使っちゃったよ!
*****プレイリザルト*****
プレイヤー:稲見ひまり Lv18→19
種族:狐ノ命
体力 60→64
魔力 190→200
SP 90→95
力 12→13
耐久 12→13
敏捷 42→44
器用 23→24
知性 42→44
知識 29
信仰 -
運 -
呪符魔法 Lv18
攻撃符:炎x55
攻撃符:水x99
攻撃符:雷x66
攻撃符:土x99
攻撃符:風x98
攻撃符:光x41
中級攻撃符:炎水雷土風光(枚数略)
護身符:光x99
治癒符:光x78
一般魔法 Lv3
技能
【解体】Lv1
【初等呪符作成】
スキル
【観察】Lv3→Lv4
【モンスター鑑定】Lv2→Lv3
【植物鑑定】Lv2→Lv3
【一念】Lv1
称号
[漂流者]
[使い魔を労わるもの☆]
[聖魔のあわいを征くもの☆]※秘匿
[Eランク冒険者]
[大福を狩るモノ]
[福引マスター]
[ゴブリンの友☆]
[一人前]
フィールドで骨骨ファンタジーは難しいのだ。




