第2話 オールスター2025、中間発表
今年のオールスターゲームは、7月23日(水)に京セラドーム大阪で、7月24日(木)に横浜スタジアムで行われます。
昔は金曜日と土曜日にオールスターゲームをやってたような記憶があるんですが、いつの間にか平日にやるようになったみたいですね。
毎年、野球好きにとっての「お祭り」のようなイベントですが。
それでは、野球観戦歴40年を超える私が選ぶ、2025年の注目すべきスター選手は!
今井達也(埼玉西武ライオンズ) 投手
佐藤輝明(阪神タイガース) 内野手(三塁手)
他にもいっぱいいますが、特にこの二人かな。
今井達也は、まさに今年、「覚醒」しましたね。
元々、いい物は持っている投手として注目してましたが、コントロールはあまりよくないピッチャーでした。
それが、今シーズンは本当にすごい。一時期、防御率が0点台で、本当に「打たれない」ピッチャーでした。
私が知る限り、こんなに打たれないピッチャーは、大谷かダルビッシュか、年間24勝した田中将大以来かもしれません。
球の切れもあるし、奪三振率は、12球団1の10.37、WHIP(Walks plus Hits per Inning Pitched、「投球回あたり与四球・被安打数合計」)も同じく12球団1の0.82を記録。
速いストレートとスライダー中心のピッチャーですが、チェンジアップ、フォーク、カーブ、カットボールも使います。
27歳と、プロ野球選手としては、一番「脂が乗ったいい時期」の選手ですね。
そして、佐藤輝明。
もちろん、元々すごい選手で、彼が阪神に入団した時、「マジですげえ選手が入った」と感動したものです。
そして、今シーズンのサトテルは、すごい。
前半戦で、すでに自己成績タイ記録の24本塁打、出塁率は.351、OPS(On-base plus slugging 、打者を評価する指標の1つで、出塁率と長打率を足し合わせた値)は、.949。これは巨人、岡本の.978より低いですが、岡本は打席数が少ないので、実質的には12球団1です。
佐藤輝明は、入団5年目の26歳。去年は16本塁打と振るわなかったんですが、今年の勢いはすごいので、是非50本塁打くらい期待してます。
番外編(オールスターゲームには選出されず)
村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ) 内野手
浅村栄斗(東北楽天ゴールデンイーグルス) 内野手
正直、この二人が全然活躍できておらず、特に来季メジャーリーグに移籍すると言われている村上がヤバい。
この成績で、メジャー行くのどうなのよ、村上様? って思うわけで。
浅村も、かつてのような勢いがないのが残念です。
ちなみに、佐々木朗希に関しても、私は割と否定派です。
だって、日本でロクにローテーションも回せない、休んでばかりの選手がメジャーに行ってもねえ。
案の定、故障して活躍出来てません。
佐々木に関しては、甘やかせすぎじゃないか、と。
昔のスパルタが絶対いいとまでは言いませんが、ある程度、鍛えられないと、メジャーの過酷なローテーションや移動には耐えられないでしょう。
その意味では、山本由伸はもちろんすごいし、菅野智之なんか、ベテランらしいすごく、円熟な投球してます。