表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
423/496

第421話 ティティ、急ぎつつ、ノルマをこなす

 翌朝。

 またまた早くに出発したティティたち一行。

 楽しみが先にあると思うと、自然と早く目が覚めるねっ。

 早起き、全然苦にならないねっ。

 そしてティティとノアは、進んだ先、最初に出くわした護石像に対して、抜かりなく掃除に精を出す。その間ライアンは2人の警護、ブライトは食料調達に森へと入る。

 うむうむ。それぞれ役割があっていい感じだ。

 いつもなら、ここでニーネを放して、自由にご飯を食べに行ってもらうのだが、今日は彼女には重要な役割がある。

<ニーネ、ごめんな。今日は頼みたい事があるから、お散歩はまた後でな>

<いーよー。ニーネはあるじさまといっしょにいれるだけでいーから~」

 可愛い奴め。

 腕に絡まったニーネの頭を一撫でしつつ、掃除に勤しむ。

「ふう。こんなもんかな」

 額の汗を腕でぬぐい、達成感を感じることしばし。

 ティティはそれからいそいそと綺麗になった石像をスケッチする。

 その間ノアはティティの隣にちょこりと座り、飽きずにティティが描く絵をじっと見ている。

 ノアも描いてみるか?ときいたところ、首を振られた。

 見てるより、自分で描くほうが面白いと思うが。

 まあ、いい。描きたくなったら、いつでもウエルカムである。

「よっし。こんなもんだな」

 新たに加わったコレクションの一枚に満足して、ティティは立ち上がった。

 ゆっくりとしてはいられない。今日のノルマは後2体の護石像の掃除と、スケッチが待っているのだ。

 ティティはライアンと戻って来ていたブライトに声をかけて、すぐに移動した。

 今日はね、掃除とスケッチの他に、やりたいことがあるのだよ。

 少し急いで熟さないと。

 でも掃除は手を抜かないよ。

「ふふふ」

<気持ち悪いな>

 スヴァ、ほっとけや。

短いので、本日はのちほど、もう1話投稿します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ