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2「な、なにごとですか!?」

大変更新が遅くなり申し訳ありません。

話も短くなってしまいました。

暇を見つけてちょくちょく更新はこれからも続けていこうとは思っています。

よろしくお願いします。

「う、おおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ」

突然騒ぎ始めたのはグローブを着た人達だった。

って何事ですか?思わずぽかんと口を開けてしまった。

「静まれ」

そういったのは、私の前にいた、2人の男の右側の方。というか、ザ目上の人!って感じの方々を右側の方とか言うのも少々まずい気もする。でも、仕方ないよね。名前知らないんだもん。

「初めまして。私はこの国の第1王子、レオン・セラ・ヴィンバルトと申します。お目にかかれて光栄です、聖女様」

そんな、私の心情が伝わったのか伝わっていないのか、その右側の男は言った。って待て、聖女……様?って私が???聖女ってあの聖女?なんかファンタジー小説とかで、プワァーって感じの魔法でみんなを癒したりしてるやつでしょ?あと、よく勇者とかとの恋愛フラグの立ってる……あのこと!?マジですか?私、聖女なんて柄じゃないんですが……。というか清いどころか、腐りまくってるし……。

というかこの人ほかにも重要なことを言わなかったか?だいいち……おうじ……って……。第1王子……だよね?目上の人ってレベルじゃないよね?王子って……つまりは王族……でしょ?え?この人が?しかもこんな偉い人に敬語使わせたの?私が???待って……こんがらがってきた……

頭にはてなマークを浮かべまくったのがわかったのか、第1王子と言い出した───ヴィンバルト……様?それともレオン様?なんとよんでいいか分からないから心の中ではレオン様と呼ばせてもらおう───レオン様が少しだけ笑う。

「混乱するのも当然だと思います。突然こんな所に来て驚いたでしょう」

とても優しい声色。なんだろう、落ち着く。

「はい……」

そう思うと自然に声が出た。

「とりあえず説明は後ほどさせていただきます。今はとりあえず部屋にいてください。お部屋はご用意させていただきますので」

しかし、レオン様はそう言うととその隣にいた男性と一緒にどこかへ行ってしまった。

って、待って!?置いていかないで!?

事情が全く分からないのに放置プレイって酷くないですか!?

「聖女様」

すると突然、後ろから声をかけられ思わず振り向く。そこには侍女と思われる女性が10人ほど……って今度は何事ですか!?

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